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昭和の少女漫画8選!ここから動き出した少女マンガの世界

少女の頃「早くあのマンガの続きが読みたい!」と本の発売日を指折り数えて待った経験はありませんか?


「昭和の懐かしい少女漫画を読み返したい」。そう思っても、タイトルや作者がわからず、検索ができないという人もいるのではないでしょうか。


そこで昭和時代に人気のあった少女漫画8作品をご紹介したいと思います。

 

昭和のイラストは可愛い!詳しい記事はこちらです。

>>>懐かしいだけじゃない!昭和のイラストはかわいいの原点

 

白いトロイカ|水野秀子



出典:https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61i4Z5Zkl1L._AC_US160_.jpg


雪降るクリスマスの夜、皇帝に逆らった罪で追われる貴族の夫婦がいました。幼い娘だけは助けたい。二人は農家の夫婦に幼子を託しました。12年後、幼子はロタと呼ばれ、幸せに暮らしていました。ある日、悪徳地主に代わって生活は一変。ロタは幼馴染のコザック、アドリアンに逃がしてもらい、歌手になるため首都ペテルブルグへ向かいました。


「白いトロイカ」は1964年、水野英子が週刊マーガレットに発表した、ロシア革命前後の物語です。たった2冊の単行本に描かれた世界とは思えない、壮大なスケールのマンガです。美しく変貌していくロタ(本名:ロザリンダ)とやがて起きる革命の嵐。何度読んでも飽きることのない素晴らしい作品です。


水野秀子は、少女漫画にはストリー性がないと揶揄されていた時代に、しっかりとした構成のこの作品で存在感を示しました。のちに続く少女漫画家達に与えた影響は計り知れず、その壮大な作風から、女手塚(女性版手塚治虫)と呼ばれました。トキワ壮ただ一人の女性住民。代表作品:『ブロードウエイの星』『ファイヤー』


マリイルウ|西谷祥子



出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61RC2EWcZTL._SX351_BO1,204,203,200_.jpg


ハイスクールに通う16才のマリイルウ(愛称ルウ)。3つ上の姉ローラに人知れずれコンプレックスをもっていた。ローラは美人でソツがなく、家には連日、言い寄る男性が押しかけていたからだ。そんなある日、ローラに興味を示さないハンサムなジョージと出会い、恋に落ちてしまったルウはー。

『マリイルウ』1964年に週刊マーガレットに発表されました。お話だけでなく、ハイスクールという言葉も、服装や髪形も何もかもがキラキラ!ファッション誌をみるようにオシャレな漫画でした。


西谷祥子は学園ものの草分けといわれる作家です。主人公を等身大の女の子にすることで、読者の共感を得て大人気!この作品以降、学園ラブコメとして定着。今もこのジャンルで次々にヒット作が生まれています。


水野英子のアシスタントをしながら、作品を執筆していました。代表作品:『リンゴの並木道』1965年『学生たちの道』『花びら日誌』


ダニイル|もりたじゅん



出典:http://shizukozb.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c9b/shizukozb/DNL2-9061a.jpg


レイチェルは ロボット会社に勤める父の頼みで、人間そっくりのロボット・ダニイルと三週間生活することになった。始めは気持ち悪いと怖がっていたレイチェルだったが、一緒に暮らすうちにダニイルに気を許し、自分のコンプレックスを相談するまでになる。しかしそれは同時に別れのはじまりでもあった。


ロボットは経験値を上げながらも、人間を傷つけない答えを選び出すようプログラムされているといいます。この先、そんなロボットと接していると、人はロボットに愛着と、もしかしたら恋心を抱くこともあるかもしれません。


もりたじゅんは肉感的な絵柄で、センスの良い笑いを織り交ぜ、問題作を数多く執筆しています。ダニイルは1969年の作品で苦しみながら取り組んだものだといいますが、今でも十分読みごたえある作品です。代表作:『キャー! 先生』『うみどり』


あさきゆめみし|大和和紀



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幼い頃に母を亡くした光源氏。今上天皇である父の妻として入内した藤壺の女御を姉のように慕っていた。その思いはやがて行き場のない恋心となり生涯苦しむ罪となる。華やかな宮殿での行事の中、思いを断ち切るように源氏はさまざまな女性と恋の遍歴を重ねていく。


『あさきゆめみし』は『源氏物語』を漫画化したものです。どちらかというと、女性の側から見た恋心が描かれているので、原作をより深く理解することができます。古典の道しるべとなる作品です。


大和和紀は「どろぼう天使」でデビュー。まだまだお目ぱっちりの絵柄が多い中、シンプルでかわいい絵柄でじわじわと人気がでてきました。「はいからさんが通る」はテレビでドラマ化され大ヒット。その他の作品「ニューヨーク小町」「横浜物語」など。


ポーの一族|萩尾望都



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シカを撃ちに来て仲間とはぐれたグレンスミスは、森の中で飛び出してきた少女を誤って撃ってしまった。少女の兄14歳のエドガーに銃で撃たれそうになるが、駆けつけた村人たちのとりなしで事なきを得た。傷を負ったメリーベルとともにたどり着いた館はバラの咲き乱れるポーの村だった。


はじめて読んだ時の衝撃は大変なものでした。ストリーも絵もこれまでの少女漫画とは全く違うものだったのです。少年を主人公にしていること。大胆なコマ割り。映画のようなセリフ回し。美しい絵と確かなデッサン力。200年以上の時を越えても少年のままで存在しなければならぬ苦しみ。亡き人への変わらぬ思いが抒情的に描かれています。


萩尾望都は竹宮惠子らとともに24年組と呼ばれる一人です。手塚治虫らのときわ壮のあと、今に続く日本の漫画界の基礎をつくった漫画家です。『ポーの一族』は「永遠にこどもであるこどもをかきたい」との発想から『ポーの一族』の構想しました。1972年に発表されて以来、いくつかの連載と短編で構成されている長編漫画です。 他の代表作:『11月のギムナジウム』『トーマの心臓』『イグアナの娘』など


アラベスク|山岸涼子



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ノンナ・ペトロワはウクライナ共和国のキエフでバレエ学校に通う17歳。身長168cmが優雅さに欠けると、優秀な姉イリーナと比較され劣等感を抱いていた。そんなある日、視察に現れたミロノフに才能を見出され、レニングラード・バレエ学校へ編入することになる。編入直後から、ミロノフの容赦ない特訓を受け、自暴自棄になるノンナ。しかしそれはレニングラード・キーロフ・バレエ団の新作公演『アラベスク』への輝かしいステップだった。


『アラベスク』は1970年代、ソビエト崩壊前のロシアを舞台に1971年から1975年に描かれています。このため当時、世界最高峰のバレエ大国であったことなど、当時のバレエ事情が作品に反映されています。ノンナの劣等感であった「規格外」の長身は、現在ではむしろ利点になってといるなどは、時代の流れと思って読んでいただきたいですね。

少女の憧れであるお稽古事の一つ、バレエ。数多くの作家によりモチーフとなっていましたが、この作品が脚光をあびたのは、正しい理論に元ずく体が描かれていたことにありました。バレエをしている人が納得した漫画なのです。代表作:『妖精王』『日出処の王子』


ベルサイユのばら| 池田理代子



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『ベルサイユのばら』愛称『ベルばら』は、池田理代子による漫画作品。通称『ベルばら』。フランス革命前期を舞台に、男装の麗人オスカルとフランス王妃マリー・アントワネットらの人生を描く、歴史を基にしたフィクション作品。


1972年21号から1973年まで『週刊マーガレット』(集英社)にて連載。男装のオスカルが魅力的で、宝塚でも上映されました。とくに中盤以降はオスカルからみたアントワネットや、貴族としてフランス革命に至る苦悩がかかれています。


宝塚歌劇団による舞台化の大成功が作品のヒットに拍車をかけ、テレビアニメ、劇場版アニメなどが制作されて社会現象化しました。


東京ラブストーリー|紫門ふみ



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永尾完治は、東京の広告代理店に就職。「カンチ!」と同僚の帰国子女赤名リカに振り回される日々。同じく愛媛から上京してきた高校の同級生、三上健一と、完治が片思いする関口さとみが絡み合い、東京という大都会の中で流されながらも一生懸命生きていく青春ストーリー。

『東京ラブストーリー』は1988年に連載。柴門ふみは恋愛の巨匠として作品はトレンディドラマ化され、社会現象になりました。同作もドラマ化され、最終回は視聴率30%を越えました。代表作:『あすなろ白書』先日、25年後のカンチとリカを描いた読み切り『東京ラブストーリー ~After25years~』が掲載され、話題を呼びました。


いかがですか?昭和の少女漫画8選。気になる漫画はネットで無料購読できるものもあるようです。癒しの時をぜひお過ごしください。


 

アッコちゃんやガラスの仮面などの少女漫画については、こちらの記事に書いてあります。

>>>昭和の少女漫画は今読んでも魅力的!懐かしの少女漫画特集

 

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