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50年代のアメリカ映画といえばヒッチコックが最高!

50年代のアメリカ映画は、ミステリーファンが夢中になるヒッチコック作品の全盛期でありました。洋画はあまり好きじゃないという人でも、ヒッチコックの映画なら好んで観たという人も多いでしょう。

謎解きをしながら映画を鑑賞するドキドキ感は、ヒッチコック映画ならではの魅力。エンディングでどんでん返しがあると、また映画を見直したくなることもありますよね。

そんなミステリーの帝王、50年代のアメリカ映画界でブームを巻き起こしたアルフレッド・ヒッチコック監督についてみていきましょう。

 

昭和の名邦画については、こちらの記事に書いてあります。
>>>昭和の名作邦画 1950年代懐かしすぎっ!

 

ロンドン生まれのヒッチコックの生い立ち

出典:https://media.licdn.com/mpr/mpr/p/2/005/091/0e2/1d2847c.jpg

1899年イギリスロンドンで生まれたアルフレッド・ヒッチコックは、鶏肉店を経営する父親と母親の間に生まれた3人兄弟の二番目。14歳の時に父親がなくなり工学を学ぶためにカレッジに通います。卒業後はケーブル会社で勤務しながら、ロンドン大学で絵の勉強をしてケーブル会社の広告宣伝部に異動します。

映画界とのつながりを持つのは、アメリカの映画会社であるフェイマス・プレイヤーズ・ラスキーのロンドン支社に映画タイトル用のイラストを売り込むことがきっかけ。その後当時のサイレント映画のタイトルデザインを担当するなど、裏方としての活躍がスタートになります。

そして映画監督のグレアム・カッツの助手になり脚本や助監督を務めるようになったのち、最初の作品1925年に「快楽の園」を発表します。

 

ハリウッドデビューは1940年

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51Md49-An7L._SY445_.jpg

イギリスで映画製作を続けるなか、いよいよアメリカでの初めての作品「レベッカ」を1940年に制作。イギリスの屋敷を舞台にしたサスペンスで、この作品で1940年のアカデミー最優秀作品賞を受賞しました。

ハリウッドでの映画作成が始まった40年代は多様な映画作品多く発表し、ヒッチコック監督はロマンチックコメディの映画も作っているんです。

もちろんサスペンスも多く1943年の「疑惑の影」は代表作のひとつになっていますね。50年代、アメリカ映画界でもヒッチコックが大ブレイクしはじめたこの時期は彼の黄金期ともいえるほど、次々にヒット作品を制作しています。

さらにプライベートでは1956年にアメリカの市民権を取得するなど、活動の拠点がハリウッドへと移行しています。

 

ちょい役で必ず登場するのはなぜ?

出典:http://www49.atwiki.jp/kojirou4/?cmd=upload&act=open&page=%E8%A3%8F%E7%AA%93&file=IMG_4791%20-%20%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC.JPG

ヒッチコックの映画ファンだけでなくとも、彼の作品には監督であるヒッチコック自身が必ず作品のなかでちょい役で登場することは皆さん知っていますよね。

通行人だったり、後ろ姿だけで登場するなど、このちょい役で登場する理由は、実は初期の監督時代に予算が足りずエキストラが雇えないために自分が仕方なく映画に出演したことがきっかけといわれています。

ヒッチコックはとても体格がよい人ですから、いつのまにか作品のどこに出てくるか映画を観る楽しみにもなっていますよね。ふっくらした体型の人を見るともしかしたら?なんてついストーリーから離れてしまうことも。

そんな観客の心理を理解してか、しっかり作品に集中してもらうためにちょい役出演はなるべく映画の最初にしていたという心使いもあるそうです。

ではどの映画でどのシーンに出ていたかいくつかご紹介しましょう。1954年の「裏窓」では作曲家のアパートで時計を巻く人、代表作の「サイコ」ではジャネット・リーが事務所に戻った時に窓越しに姿を現わすシーン。

「ダイヤルMを廻せ」ではクラス会の撮影で写真左にいる、など、ウォーリーをさがせ的な楽しいノリが映画にもプラスされていましたが、皆さんはお気づきでしたか?

 

ゴールデンコンビの泥棒成金

出典:http://www.leninimports.com/alfred_hitchcock_to_catch_a_thief_japanese_movie_poster_2a.jpg

1955年に制作された泥棒成金は、ケーリー・グラントとグレイス・ケリーのゴールデンコンビによる作品。金持ちからしか盗まないという美学を守る宝石泥棒のお話で、最後のどんでん返しが見どころになっています。

出演したグレース・ケリーはこの映画のロケ地となったモナコ公国のレーニエ大公と翌年に結婚。グレース・ケリーが車の事故でなくなった場所はこの映画にも登場しています。ちなみにヒッチコックはこの作品の中でケーリー・グラントの隣に座っているバスの乗客として出演しています。

初めてのワイドスクリーン作品で、映画配給会社のパラマウントが新しく開発したビスタビジンで撮影されたことも話題になりましたね。

 

実話をもとにして制作された作品

出典:http://livedoor.blogimg.jp/freedom_room/imgs/3/b/3b13a372.jpg

1956年に制作されたヒッチコックの代表作の一つである「間違えられた男」は実話をもとにしてつくられた映画です。映画の最初のモノローグでも監督自身がとてもシリアスな表情で、「実際の出来事を題材にしました」とコメントしています。

ストーリーはヘンリー・フォンダ演じるマニーというミュージシャンの男が妻と貧困な生活をする中、ある日妻の歯の治療費を借りるために保険証書を持って保険会社の事務所へと向かいます。

その事務所では過去に2回も強盗が入り、犯人にそっくりなマニーが間違えられて警察に逮捕されてしまうというお話。

冤罪に関する話は日本でもありますが、ヒッチコックはとても真面目にこの題材を取り上げて、人気作品を作り上げました。

 

ナンバーワンは「めまい」

出典:http://prettycleverfilms.com/files/2013/02/vertigo.jpg

アメリカのある映画サイトで選ばれたベスト10ヒッチコック映画の中で1位に輝いたのが1958年に公開された「めまい」。日本のファンならきっと「サイコ」や「鳥」などを選ぶかもしれませんね。

めまいはアカデミー賞にノミネートされた作品、受賞しなかったのがおかしいといわれるほど大変評価された映画です。

ジェームズ・スチュアートとキム・ノヴァクの共演によるサスペンスで、高所恐怖症でめまいを起こす刑事の話。ラストの岸壁のシーンはハラハラの連続。この作品は「世界の批評家が選ぶ偉大な映画50選」の第1位にも選ばれていますので、まだ観ていない人にぜひオススメです。

 

50年代のアメリカ映画にサスペンスの魅力を教えてくれたヒッチコック!

50年代のアメリカ映画人気作品には必ずと言っていいほどヒッチコックの映画が登場してきます。サスペンスの中で繰り広げられる人間のあらゆる一面がわかり、見応えのある映画が非常に多いですよね。サスペンスにハマりたい人はぜひヒッチコックを制覇してみましょう。

 

1)荒野の決闘  |  昭和22年(1947年)
2)赤い河  |  昭和26年(1951年)
3)黄色いリボン  |  昭和26(1951年)

などについては、こちらの記事を読んでみてくださいね。
>>>昭和のアメリカ西部劇映画 ヒット10

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