70年代の怖い映画でなぜかまた観たくなる作品はどれ?

70年代の映画の作品といったらでどれが一番好きですか?70年代といえば時計仕掛けのオレンジやブルース・リーの燃えよドラゴンなど、ジャンルも様々で洋画がとても楽しかった時代です。
そんな70年代の映画のなかには、怖いので見たくないけれど見ないとさらに怖くなる!という不思議な魅力を持った作品がありました。
ホラー映画は最近はかなり手が凝っているので、まるで映画館で観るとお化け屋敷にいるような気分。70年代のホラー映画はなぜか観た後しばらく考えされるような怖さが妙にあとを引きました。では早速ですが、ちょっとハマった70年代のホラー映画の名作をご紹介しましょう。
50年代の洋画については、こちらの記事に書いてあります。
>>>50年代の洋画で絶対に観ておくべきオススメの作品!
サスペリア

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70年代のホラー映画は、今だに人気トップクラスの名作がたくさんあります。1977年に公開されたイタリアのホラー映画。この作品は音響立体移動装置を使った魔女3部作の1作目で、音響と映像がとても刺激的な映画です。
ニューヨークからドイツのバレエ名門学校に入学するためにやってきたスージーのお話。しかしこの入学した学校は魔女が住む怖い場所なのです。
当時この映画が公開されたときのキャッチフレーズは「決してひとりでは見ないでください」。一体どんなに怖い映画なのか、かなり興味を引きましたね。
同じころにお馴染みのホラー名作がいくつか公開され、どれから見るべきか、それとも見なくていいか、かなりひとりで迷った思い出があります。映像が綺麗なところがやけに怖さをかもしだす、そんな作品でした。
悪魔のいけにえ

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1974年に公開されたアメリカホラー映画のお馴染み作品。殺人鬼レザーフェイスのお話で、この映画はテレビで放送された時にはじめて観たのですが、なんとも言えない映像のリアル感でした。
ホラー作品の名作ともいえるこの映画は、テキサスの田舎町で殺人鬼に追われてしまう若者のお話ですが、こんなことが現実に起こるの?と後味が妙に悪くなる映画でしたね。
ストーリーなんて理解できなくても、ただ映像を観るだけで充分。ホラー映画の巨匠、トビー・フーパーの商業用映画1作品目でリメイクも何度も制作されて、日本では2015年に40周年記念のブルーレイが販売されました。
オーメン

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70年代の映画、ジャンルを問わずに選んでもオーメンはかなり上位にランクインしそうなほど人気がありました。公開されたのは1976年、アメリカの作品で悪魔の子供「ダミアン」のお話。出演者は名優グレゴリー・ペックで、かなり作品にも力が入っていたことがわかりますよね。
お話はアメリカ人の外交官、ロバート・ソーンが死産した子供の代わりに孤児のダミアンを引き取ることで巻き起こる怖いお話。
ダミアンが教会に向かう車の中で、異常なほど嫌がった様子は冷静に考えても普通ではありませんよね。悪魔の子供であるサインはあちこちにあり、それでも優しいお父さんとお母さんは最初は事実を受け入れられない状態。
最後のエンディングのダミアンがほほ笑むシーンは怖い映画の中でももっとも震えあがってしまう場面でしょう。オーメンはその後何作もシリーズ化されて制作されましたが、映画ファンにとっては最初の作品が一番インパクトに残っているのではないでしょうか。
悪魔の棲む家

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1979年のアメリカホラー映画「悪魔の棲む家」はテレビでも何度も放送されていますので、観たことがある人は多いと思います。この映画の怖いところは、実際に起こったといわれる事件を題材にしていること。
ロングアイランドのアミティビルという場所になる、とある家で起こった超常現象を書いた本がベストセラーになっていますが、この家こそが映画の舞台になっています。
この実際の殺人事件を超常現象としてとらえるか、それとも殺人鬼としてとらえるかはいまだに議論されています。ホラー映画よりも怖いのは実際の人間が起こす事件、そんな気持ちにさせられた映画ですね。
テンタクルズ

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70年代の映画では、大きな動物に人間が攻撃されるストーリーがとても多かったような気がしませんか。70年代の怖い映画のひとつが「テンタクルズ」という作品。イタリアとアメリカ合作のパニック映画で1977年に公開されています。
テンタクルズというのはイカやタコの触手のこと。70年代の名作ジョーズが公開された時期でもあり、パニック系映画は次々と70年代に登場しました。
あらすじはカリフォルニアで人が次々と消える事件が起こり、あるヨットレースの最中に巨大タコが出現することで事態が展開を見せます。最後はあっけなく2頭のシャチに巨大タコが食べられておしまい、という頭を使わずに見ていられる映画でした。
パニック系はまさかとは思いながらも、現実にこんなことが起こったらどうしようと不安にさせられます。
ゾンビ

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70年代の映画で何度観てもハラハラさせられるのが「ゾンビ」。1978年のアメリカ映画で、夜時間つぶしに友達と一緒に観るにはとても良い作品です。
惑星から降り注ぐ不思議な光線で地球の死者たちが蘇るというお話。ゾンビは生きている人間に襲いかかりどんど数が増えていきます。
ゾンビ系の映画は数えきれないほどの作品がありますが、70年代の映画は古い街並みや当時のファッションなどがとても怖さを増していますよね。映画のなかのゾンビキャラクターはメイクだとわかっていてもなぜか怖くなります。
一気にゾンビたち追いかけられたらどうしようか、映画を観ながら一人逃げる方法を考えていたことも。そんなゾンビ映画は今の時代もパワーアップして私たちを震え上がらせてくれます。
70年代の怖い映画は何度観てもやっぱり怖い!
何度も観れば慣れるだろうというのは大間違い。70年代の怖い映画は何度観ても同じところでドキッとして、やっぱり夜が怖くなってしまいます。
映画を観たいけれど何にしたらいいか迷った時には、肝試しのつもりで70年代の怖い映画をぜひセレクトしてみてください。
第1位:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
第2位:遊星からの物体X
第3位:スカーフェイス
などについては、こちらの記事をチェックしてみてくださいね。
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