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80年代映画で洋画マニアが今でも愛するファンタジーの大作「E.T.」の思い出

80年代の映画は洋画がとても楽しくて、とくにアドベンチャーやSF、ファンタジー系の作品が次々にヒットしました。グーニーズ、ゴーストバスターズ、バック・トゥ・ザ・フューチャーなど何度も観たくなる作品がたくさんあると思いますが、なかでも大好きだったのが「E.T.」。

指と指をくっつける仕草は、当時とても流行った記憶があります。E.T.を見た時はまだ中学生。映画館に行くということは人生最大のイベントのように感じた年齢です。そこで初めて観たE.T.は涙あり驚きありの感動だらけの作品として鮮明に頭に残っています。

 

グレムリンについては、こちらの記事に書いてあります。
>>>グレムリンのギズモ可愛い!子供が夢中になった80年代の洋画

 

1982年に公開されたE.T.

出典:http://warnors.org/wp-content/uploads/2016/10/ET_extra_terrestrial.jpg


80年代映画の洋画ヒット作品E.T.は1982年に公開されたスティーブン・スピルバーグの名作のひとつ。配給収入は96億円ともいわれ80年代を代表するSF映画になりました。この映画が公開された1982年ですが、アメリカではE.T.ブームが始まり、グッズやぬいぐるみなどがあちこちで売られていましたが、日本ではどんなことが起きていたか覚えていますか。

この年の総理大臣は鈴木善行、1月には第1回目の大阪国際女子マラソンが開催されて2月にはホテルニュージャパンの火災が起きた年です。私たちの生活のなかで馴染が深いものとしては、森永のおっとっとが販売されたことも1982年の出来事で、500円硬貨が登場したのもE.T.と同じ年。

そう考えるとついこの前観たような気がするE.T.は、なんだかんだと30年以上経っていることになりますよね。一昔前の出来事なのに、なぜか映画のインパクトはとても新鮮に残っています。

 

最大の興行収入の記録保持作品

出典:https://wing-auctions.c.yimg.jp/sim?furl=auctions.c.yimg.jp/images.auctions.yahoo.co.jp/image/dr000/auc0311/users/7/0/7/0/chrysler1957plymouthfury-img1200x900-1511475159gsdbar16904.jpg&dc=1&sr.fs=20000


制作したアメリカのユニバーサル映画では、この作品はさほど高額ではない予算が1000万ドルで思いもよらぬ大ヒットになったとのちに語っています。アメリカでは当時映画史上初の3億ドルという最大の興行収入を記録し、しばらくその記録を保持していました。しかし全世界でヒットしたジュラシック・パークに抜かれてしまいます。日本ではスタジオジブリの、もののけ姫に抜かれるまでは歴代の1位をずっと保持していた人気作品。

当時日本の前売り券の販売枚数はメジャーな9都市だけでも37万枚というのですから、相当な話題性があったことが分かりますね。昔映画館に行くと必ず記念に購入したパンフレット。E.T.は200万冊のパンフレットを販売したことも当時の人気を語っています。

ハリウッド映画は前評判だけがひとり歩きしてしまう作品がよくありますが、E.T.は期待以上の作品だったといえるでしょう。公開前から噂になり絶対に映画館で観る!と毎日公開日まで楽しみに待っていたことが昨日のようですね。

 

E.T.のモデルは亀?

出典:https://theentertainmentnut.files.wordpress.com/2012/06/et4.jpg


UFOのドキュメンタリー番組でよく出てくる宇宙人の姿は、頭が大きくて目がぎょろっとした銀色の物体。そんな宇宙人の姿を頭にイメージしているとE.T.の姿はなんとも言えないオリジナリティがありますよね。

短い足でちょこちょこと歩く姿は銀色の宇宙人よりも癒し感がたっぷり。そもそも映画製作にあたりこの地球外生命体の設定にしたものが甲羅のない亀のような姿、だったというのですからちょっと不思議ですよね。

確かに亀のような動きの鈍さは感じられますが、製作者のコンセプトとしては落ち着きのない目をアピールするために、アルバート・アインシュタインやアーネスト・ヘミングウェイの晩年の写真を参考にしたという話もあります。

一説にはイギリスのバンド「クイーン」のドラマー、ロジャー・テイラーのソロアルバムのジャケットをヒントにしたという話もありますが、だれがデザインしたにせよ、E.T.は怖い宇宙人というよりちょっと可愛いペット系ですね。

 

ドリュー・バリモアがキュートだった作品

出典:https://am22.akamaized.net/tms/cnt/uploads/2014/05/realet.jpg


この映画で登場する主人公エリオットの妹役のドリュー・バリモアは子役から芸能活動を続け、この作品で一躍天才子役として世界的に注目されます。

とても愛しい笑顔やE.T.とお別れするときの涙など、大人もびっくりするほどの演技力で将来がとても楽しみな女優さんになるだろうと誰もが想像したでしょう。

ドリュー・バリモアは10代以降全身にタトゥーを入れたりドラッグ中毒、アル中など。あの頃のピュアな少女の姿はどこかに消えてしまったようです。

最近では、アフリカの子供たちに食べ物を送るチャリティ活動に積極的に参加するなどハリウッド以外での活動も目覚ましく、色々あったけれど大人への道を苦労しながら歩んでいる様子。

主人公のエリオット少年ですが、E.T.以降にも数々の作品に出演し、同時に音楽活動も行っています。ゴールデングローブ賞やヤングアーティスト賞なども受賞して、今でもがんばってエンタメ界で活躍しています。

 

日本ではあまりヒットしなかったグッズ

出典:https://shop.r10s.jp/b-drop/cabinet/movie3/plush-et-cute-1.jpg


E.T.のぬいぐるみって当時あちこちで売られていましたよね。日本ではバンダイが商品化権を獲得して、色々なグッズを映画公開とともに販売したのですが、ぬいぐるみとしてだっこするにはちょっとグロテスクなのか、癒し感が足りなったのか、アパレル関係ではとくに売り上げが悪く、なんと3億円もの損失計上となりました。

またゲーム業界でもこの人気にあやかろうとアメリカではゲーム機のアタリがゲーム化したものの、ゲーマーからは大変評判が悪く米国のゲーム業界が崩壊するアタリショックになった要因ともいわれています。

E.T.グッズは人形、食器、洋服、バッグ、または指の長い手袋まであらゆる商品が販売されて、なにかひとつ持っていないと流行遅れになりそうな不安を抱きました。

 

80年代映画の洋画といえば大ヒットしたE.T.が一番人気!

80年代映画の洋画には数々の名作がありますが、20周年記念特別版が作られたのはE.T.ぐらいではないでしょうか。2006年にいくつかの場面を修正しCG技術を駆使したアニバーサリー特別版ではあのE.T.が再びスクリーンに登場し、80年代の若かったころの思い出と一緒に懐かしく観た人は多いでしょう。

自転車で少年たちと空を飛ぶE.T.を応援しながら、無事に宇宙に帰れるかハラハラしていたあの頃。いつまでも年をとらずにファンタジーな世界にハマっていたいですね。

 

ロバート・デ・ニーロについては、こちらの記事をチェックしてくださいね!
>>>70年代アメリカの映画シーンから活躍中の名優ロバート・デ・ニーロ特集

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