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80年代のポップアートの巨匠アンディ・ウォーホルの魅力を大解剖!

80年代は日本でポップアートがブレイクした時代。コマーシャルや街中のポスターなど、生活のあちこちで素敵なポップアートを目にすることができました。

アートに全く興味のない人達も、とても親しみやすい80年代のポップアートには興味を示し、ギャラリーに行ったり美術館を散策するちょっとおしゃれなこともしていましたよね。

80年代のポップアートの巨匠といえばアンディ・ウォーホル。天才はやはり変わりものでないといけないと実感ささせるような巨匠でした。

そこで早速ですが80年代のポップアートを盛り上げたアンディ・ウォーホルの魅力についてみていきたいと思います。

 

80年代洋画ランキングについては、こちらの記事に書いてあります。
>>>80年代洋画ランキング!マニアが喜ぶ名作で再び感動してみない?

 

生い立ちについて

出典:
https://bulan.co/swings/wp-content/uploads/2015/06/Andy_Warhol_by_Jack_Mitchell780.jpg

アメリカのペンシルバニア州で1928年8月6日に誕生したアンディは、両親がチェコスロバキアからの移民。二人の兄とともに子供のころから信仰心の強い家族のなかで育ちました。

ウォーホルは生まれつき虚弱体質で日光アレルギーという特殊な体質をしていたため、あまり外で元気に遊ぶような子供でなく家の中で過ごすタイプでした。

カーネギー工科大学で広告芸術を学んで卒業はニューヨークへ。ヴォーグなどの有名ファッション雑誌のイラストや広告を手掛けて一躍知名度がアップ。

1952年は新聞広告美術部門でアート・ディレクターズ・クラブ賞を受賞。とても売れっ子な商業デザイナーになり、逆に私生活では人間関係で苦労することも多かったようです。

80年代のアメリカのポップアートの始まりとなったのが61年にウォーホルが手掛けたキャンベルスープ缶のモチーフ。スープ缶の絵なのに、なぜか奥が深く感じるのはさすがウォーホルのマジックなのでしょうね。このキャンベルスープは代表作品のひとつで、オークションでは億単位で売買されたともいわれています。

 

ポップアートのはじまり

出典:https://wondertrip.jp/img/201609/iStock-520231610.jpg

そもそもポップアートはイギリスから始まったものといわれています。戦後に米軍が持ち込んだアメリカ雑誌の切り抜きを使ってコラージュを作ることがきっかけといわれています。

ロンドンで若い美術家たちが集まって大衆文化の研究が始まり、ローレンス・アロウェイにより商業デザインを意味するものとして、ポピュラーなアートという意味でポップアートという言葉が誕生しました。

イギリスのポップアートでは有名な美術家、デイヴィット・ホックニーらが60年代に活躍。この時代はイギリスのポップアートの全盛期とも呼ばれ、若々しい、おしゃれ、魅力的といったことをテーマとして次々と作品が誕生しました。

 

アメリカのポップアートのはじまり

出典:http://www.artnet.com/WebServices/images/ll04169lldP09GFg8GECfDrCWvaHBOc51aE/ken-heyman-claes-oldenburg,-tom-wesselmann,-roy-lichtenstein,-jean-shrimpton,-james-rosenquist-and-andy.jpg

アメリカではアンディ・ウォーホルとロイ・キテンスタインの二人がコミックスを拡大模写した作品が世に出たことが一般的にポップアートが広まるきっかけになりました。

アメリカの大量生産品や大衆文化をテーマにした作品が多く、アメリカの豊かさをアピールする芸術として大変人気がブレイク。60年代になるとポップアートとは趣向がちょっ違うサイケデリックアートが増え、絵画というよりは大量消費される商業デザイン的な作品がとても多くなります。

 

1968年の狙撃事件

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51fWfLI5yfL.jpg

アンディ・ウォーホルは全男性抹殺団というちょっと不可解な団体のメンバーの女性に1968年に拳銃で狙撃されるという事件がありました。

この女性はウォーホルが手掛ける映画に出演したり、ファクトリーの常連でもあったとのこと。この狙撃で重体となりましたが一命をとりとめたという怖い事件が過去にあり、この事件について1995年に「アンディ・ウォーホルを撃った女」というタイトルで映画化されています。

 

アンディ・ウォーホルの歴史的な作品たち

出典:https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s093251349da78e77/image/ia86465c8cb3bc0d6/version/1434579746/image.png

アンディ・ウォーホルの作品はきっと皆さん一度は目にしたことがあると思いますが、彼の人柄がでるように一見理解できないアートがとても奥深く、独特の魅力を放っていますよね。

有名な毛沢東の肖像画は、香港の不動産王がニューヨークのオークションで、ウォーホルの作品史上最高落札価格20億8000万円でゲットしたというニュースがありましたね。

有名人を描いた作品はとても多く、マイケル・ジャクソン、エルビス・プレスリー、マリリン・モンローなどポップアートの代表的な作品としていまだに愛されています。

ウォーホルの活動はは美術館だけにとどまらず、ミュージシャンのアルバムジャケットのデザインを手掛けることも多く、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのアルバム「The Velvet Underground and Nico」のバナナはとても有名ですね。

映画製作もおこなったウォーホル、何十作品もありながら実際に公開された作品はとても少ないことが特徴。一人の人間を何時間も映し続けた作品などちょっと奥が深すぎて世界に入りきれないものもあります。

 

作品が見られる美術館はどこ?

出典:http://ec.tagboat.com/save_image/item10319p1.jpg

アンディ・ウォーホルの作品を実際に目にしたいという方は、やはりアメリカに行かないとたくさん作品を見ることができないようですね。両親の出身地であるスロバキアにはアンディ・ウォーホルの現代美術館が設立されています。

またウォーホルの出身地であるピッツバーグにはアンディ・ウォーホル美術館が1994年に開館。カーネギー財団とウォーホル美術財団が、産業用の倉庫として使っていた7階建てのビルを改装してオープンした美術館には、1万点以上の作品を所蔵し1人の芸術家の美術館としては最大級。

日本でもたまに絵画展が開催されることがあるので、そんなチャンスにはぜひ足を運んでウォーホルの世界にどっぶり浸かってみましょう。

アンディ・ウォーホルは1987年2月21日にニューヨークで胆嚢手術を受けた翌日に様態が急変して心臓発作で亡くなりました。

年齢は58歳、生涯独身でプライベートな生活がとてもミステリーなウォーホルでしたが、内容の濃い人生を過ごされたことでしょうね。

 

80年代のポップアートは改めてじっくり見たくなる!

日本のTVCMでもお馴染みのアンディ・ウォーホル。ポップアートの巨匠はほかにもキース・ヘイリング、ジャン=ミシェル・バスキアなど世界にアートの楽しさや美しさを広めてくれた芸術家が存在します。

そんな中でも常に斬新で個性を守り続けたアンディ・ウォーホル。作品の魅力を再発見するためにじっくり鑑賞したくなりますね。

 

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