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J-POPの卒業ソングが新しかった80年代~あなたの記憶に残る曲は?~

そろそろ卒業シーズン。毎年この時期になると、テレビ、街角、有線などから卒業ソングが聞こえてきます。「卒業」は、別れに対する悲しみと未来に向かう喜びの両方の感情が混在する人生の節目であり、ひとり一人、大切な思い出として記憶に残っているものです。

どんなに昔のことでも、この時期になると不思議と自分の世代で歌っていた卒業ソングは甦ってくるもの。卒業式、友達との別れのときなど、それぞれの場面とともに、そのときに歌った歌、流行っていた歌などもしっかりと記憶されていることでしょう。

また、毎年、卒業をテーマにした素敵な歌が生まれていますが、よい歌はそのときだけでなく次の年代にも引き継がれていくため、私たちが歌っていた昔の曲を、今選曲している学校も多いようです。

そこで今回は、私自身が学生だった1980年代によく歌われた卒業ソングをピックアップしました(制作された年月は古いものもあります)。

当時の卒業式は、定番唱歌の卒業ソングだけでなく、その年代で流行ったJ-POPも歌われるようになった時期。流行ったときによく口ずさんだ歌謡曲だからこそ、素直にメロディーと歌詞が心に響き、自然と涙があふれ出た人も多かったのではないでしょうか。

今回ピックアップした曲は、音源はありませんが歌詞を見ただけでメロディーが頭の中に響いてくること間違いなし!の名曲ばかり。しみじみと当時を振り返ってみてください。

 

80年代の切ないバラードについてはこちらの記事に書いてあります。

>>>80年代のバラードが胸に響くのは、昭和生まれだからでしょうか



【仰げば尊し】1884年
(作詞:村野四郎/作曲:岩河三郎)


(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%B0%E3%81%92%E3%81%B0%E5%B0%8A%E3%81%97)

「あお~げば~とう~とし~、わが~しの~おん~♪」

いつの時代にも歌われる卒業ソングの定番!「小学唱歌集第三編(1884年発刊)」に掲載され日本中に広まりました。2007年には、「日本の歌百選」の1曲に選ばれています。バリバリの日本発祥の唱歌のようなイメージがありますが、実は作詞・作曲者は不明。スコットランド民謡とされています。唱歌の卒業ソングといえば「蛍の光」も挙げられますが、古臭いイメージが強いため、最近ではどちらの曲もあまり歌われなくなってきているようです。



【巣立ちの歌】1965年
(作詞:村野四郎/作曲:岩河三郎)


(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/v6jundaisukidaaaa/folder/887710.html?m=lc)

「はなの~いろ~、くもの~かげ~、なつか~しい~、あのお~もい~♪」

結構難易度が高いので、練習に1ヶ月くらいかかっていたかもしれませんね。「いざさ~らば~、さ-ら-ば-せ~んせ~い、いざさ~らば~、さ-ら-ば-と~もよ~」の歌詞のところで、なんともいえず寂しさが感じられたのを思い出します。



【翼をください】1971年リリース
(歌唱:赤い鳥/作詞:山上路夫/作曲:村井邦彦)


(出典:http://blog.10-1000.jp/cat34/001209.html)

「いま~わたしの~ ねが~いごとが~、かな-う-な~らば~、つば-さ-が~ほし~い~」

フォークグループ「赤い鳥」のヒット曲「竹田の子守唄」のB面に納められた曲。1973年には、やまがたすみこがカバーし、その後、教育芸術社が教科書に収録。1970年代後半から1980年代に合唱曲としてよく歌われるようになりました。現在の音楽教育でも使用されています。



【贈る言葉】1979年リリース
(歌唱:海援隊/作詞:武田鉄矢/作曲:千葉和臣)


(出典:http://kayo.musicshelf.jp/dailysong/page/3/)

「くれ-なずむ~まちの~ ひか~りと かぜの-なか~ さり~ゆく~あなたへ~ おくる~ことば~♪」

「3年B組金八先生 第一シリーズ」の主題歌。海援隊16枚目のシングル曲で、100万枚超のヒットを記録。1980年度のオリコン年間6位となりました。1980年代はじめのころ、この歌を卒業式で歌った学校はまだ少なく、「贈る言葉」が学校の卒業式で採用されるようになった最初のJ-POPかもしれません。今ではすっかり卒業式の定番ソングとなっており、子どもが歌う「贈る言葉」を聞いた親が、当時の自分の記憶を重ね、さらに大泣きしてしまう…という現象が起きています。



【春なのに】1983年リリース
(歌唱:柏原芳恵/作詞:中島みゆき/作曲:中島みゆき)



(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/amegrapsp/31443126.html)

「そつぎょう~だけ-が~、りゆう~でしょう-か~ あえな~くなるねと~みぎて-を-だし~て~♪」

80年代の人気アイドル柏原芳恵の14枚目のシングルで、33万枚以上を売り上げました。卒業ソングの定番として今でも歌われる曲です。なんとなく寂しい旋律が、春という明るくさわやかな季節に別れを経験しなければならないせつなさを感じさせます。「記念にくださいボタンをひとつ」という歌詞と同じように、好きな男の子にボタンをねだった女子もいたのではないでしょうか。じっくりと中島みゆきの世界を味わうことができる楽曲といえるでしょう。



【卒業-GRADUATION-】1985年リリース
(歌唱:菊池桃子/作詞:秋元康/作曲:林哲司)


(出典:http://genryu08.com/kikutimomokogakawaii-6537)

「みどりのきぎのすきまから はるのひざしこぼれて♪」

菊池桃子の4枚目の楽曲。40万枚近いセールスを記録する大ヒットとなりました。「4月になるとここへ来て 卒業写真めくるのよ あれほど誰かを愛せやしないと」1コーラス、2コーラスともに出てくるこの歌詞が印象的。菊池桃子のやわらかい雰囲気にぴったりのメロディーでした。

このあと紹介する斉藤由貴の卒業と同年同月に発売され、ともに話題となった曲。二人が出演した歌番組の司会者から「同名の曲ということで相手を意識していますか?」と尋ねられ、菊池桃子は笑顔で「意識していないです」と答えましたが、斉藤由貴は真顔で「意識しています」と答えたそうです。お二人ともこのエピソードから受ける印象そのままの個性を活かし、それぞれ現在も芸能界で素敵に活躍されていますね。



【卒業】1985年リリース
(歌唱:斉藤由貴/作詞:松本隆/作曲:筒美京平)


(出典:http://www.ufret.jp/song.php?data=3910)

「せいふくの むねのボタンを~ かきゅうせいたちにねだられ~♪」

斉藤由貴のデビューシングルで、1985年4月のオリコン5位を記録。マツコ・デラックスが自身の番組でこの歌を好きな楽曲として挙げ、「でももっと悲しい瞬間に涙はとっておきたいの」という歌詞がそのときの自分に近かったと語りました。

実は私も、卒業式では泣かない派。身近な友達と別れるのは悲しいけれど、それよりもそのあとにやってくる未来への期待のほうが大きかったような気がします。残念ながら彼氏がいなかった…というのもありますが(笑)。やわらかい高音でちょっと控えめにさらっと歌いあげたこの歌、今でも繰り返し聞きたくなる曲です。



【じゃあね】1986年リリース
(歌唱:おニャン子クラブ/作詞:秋元康/作曲:高橋研)


(出典:http://reibun.skry.info/?p=1429)

「は・る・は・お・わ・か・れの きせつです み・ん・な・た・び・だあって いくんです♪」

おニャン子クラブの3枚目のシングルで、最大のヒット曲となりました。メンバーの中島美春が同クラブを卒業する際に、中島を送る曲として発売されました。「あ~いつでも私たちは振り向けばほら、友達」と熱い友情をリズミカルに歌うさわやかな卒業ソング。「さよなら」は二度と会わないときにも使うことばですが、「じゃあね」は「(じゃあ)またね」という意味で使うニュアンスのことば。友達と一緒にできるだけ明るく卒業を祝いたいときに、ぴったりの楽曲ですね。



【まとめ】

1980年代は、卒業ソングが数多くヒットした年。1985年は特に多く、ご紹介した2曲の「卒業」以外にも尾崎豊の「卒業」、倉沢淳美の「卒業」もリリースされており、「卒業」というタイトルが4曲も世に出ました。

卒業式まで残りわずかとなったこの時期。音楽の時間などに卒業式に歌う曲を練習している学校も多いことでしょう。学生だけでなく、さまざまな境遇で「卒業」という節目を迎える社会人、主婦などの大人もいらっしゃるはず。趣味など何か目的を成しとげたことを卒業と呼ぶのも素敵だなと思います。

この卒業シーズンに、昭和生まれの私たちの日常におけるさまざまな“卒業”と“旅立ちという未来”に向けて、お気に入りの卒業ソングを口ずさんでみませんか?ひとりカラオケ、仲間との飲み会で歌うのも乙なもの!さっそく選曲してみましょう。ご紹介した30年~40年ほど前の曲が、私たちの子どもや孫たちによって引き継がれ、いつまでもどこかで歌い続けられることを願いたいですね。

 

80年代のヒット曲についての詳しい内容はこちらの記事をチェック!

>>>80年代のヒット曲は歌詞も曲も心に響くものが多かった!

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kyouka

kyouka

ライター歴15年。
東京オリンピックが開催された昭和39年生まれの女性フリーライターです。
昭和生まれの方々、そしてスマホ時代の若い世代にも”昭和”の魅力を伝えていきたいと思っています。

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