70年代のラブソングで胸が熱くなる曲について

70年代のラブソングについては、以前に一度特集をさせていただきました。でもまだまだ70年代のラブソングには魅力ある曲があるため、今回も70年代のラブソングについてお伝えしていきましょう。
70年代ラブソングについては、こちらの記事にも書いてあります。
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結婚しようよ/吉田拓郎

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フォークをメジャーにした楽曲とも言われ、40万枚以上の大ヒットになりました。歌詞と同じように、吉田拓郎はこの曲がリリースされた年に結婚式を挙げたのです。
さりげないラブソングのように感じますが、実は交際をしたら結婚するのが当然、というような時代を反映した歌でもあったのです。メッセージ性のある曲として、今も愛されています。
吉田拓郎はこの曲により、フォークのプリンスと騒がれました。フォークが一般的になるのは、この曲のヒットがあったからとも言われています。
愛する女性への思いが優しく歌われているので、聴いていて穏やかな気持ちになれる曲ですね。
二人のこれからの結婚生活を、イメージさせてくれるような歌詞が印象的です。近いうちに二人が結婚すると感じて、心が温かくなる曲でもあります。
青葉城恋唄/さとう宗幸

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この曲は、仙台城(青葉城)の城下町を基礎に発展した、宮城県仙台市の風景を描いた曲です。仙台市や宮城県だけではなくて、東北地方を代表する唄としても有名に。
美しい情景が浮かんでくる、とても綺麗な曲ですね。美しい街に季節が巡っても、あの人はもういない。
切なさが伝わってくるのですが、さとう宗幸の優しい歌声に癒される曲でもあります。歌詞の場所を歩きながら、この曲を聴くことができたら、とても素敵なことですよね。
愛する人への切ない想いを大切に歌っていて、メロディーもとても美しいので思わず目を閉じて、聞き惚れてしまうような曲です。
ダーリング/沢田研二

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23枚目のシングルです。船員の衣装が印象的ですね。「勝手にしやがれ」以来5曲目の、オリコン週間チャートでの1位獲得になりました。
作詞は阿久悠、作曲は大野克夫です。沢田研二にはラブソングが多くありますが、70年代の沢田研二のラブソングと聞いて、この曲を思う人も多いのでは。
歌番組で歌う沢田研二の姿は、とても美しくこの時の衣装も似合っていました。この曲には、独特の振り付けがありましたが、愛する女性を思う男性の心理が表現されていて、聴いていて心に響くもの。
夜が来ても朝が来ても…そして季節が巡りきても、ぼくにはあなたしかない と言い切れるほどの愛情は、なかなか持てないでしょう。
でもこの曲を通して、沢田研二はしっかりと愛情を表現しているのです。帽子を曲に合わせて動かすところも、かっこよくて見とれてしまうぐらいですね。
イミテーション・ゴールド/山口百恵

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18枚目のシングルです。アルバムには違うバージョンが収録されています。山口百恵は、紅白歌合戦にてこの曲を歌いました。
作詞は阿木燿子、作曲は宇崎竜童です。とてもかっこいい曲で山口百恵が歌うと、更にクールに感じて素敵ですね。
女性らしさを表現する歌詞が多く、そして近くに男性の存在があります。でも去年の人と比べてしまう自分がいるというところに、どこか割り切れていないやるせなさを感じます。
今年の人を見ようとする思い、でも去年の人と違う部分が気になってしまうのは、まだ去年の人への想いに縛られているから。
去年の人を忘れるその日を待っていてほしい と謝りながら伝える女性の想い。でも淋しいだけではなくて、今を見つめようとする女性の強さも感じる曲です。
たそがれマイ・ラブ/大橋純子

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10枚目のシングルです。作詞は阿久悠で作曲は筒美京平。歌番組でも10位以内のランクインで初出演をしています。
夏には愛する人とのしあわせな夢におぼれていた。で夕立が白い稲妻をつれて悲しみ色の日ぐれに。
そして、男女の別れを感じさせる歌詞があります。ドラマのように情景が浮かんでくるので、聴いていて女性の辛い想いが聴く人の心に流れ込んできます。
白い冬に、一人で過ごす女性の胸はまだ熱いまま。凍える手で愛する人からの手紙を読む女性。そしてこの手紙の文字が、赤く燃えるのです。
色が与える印象、そして季節を感じさせる表現、それを大橋純子の素晴らしい歌唱力が表現しています。
ルージュの伝言/荒井由実

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荒井由実の5枚目のシングルです。同じ年に発売された3枚目のアルバムのA面5曲目にも収録されています。
1980年代に発売された松任谷由実の自伝タイトルも「ルージュの伝言」です。とても可愛いらしい雰囲気の曲が印象的ですね。
バスルームにルージュの伝言を残したのは、愛する人に浮気な恋をはやくあきらめてほしいから。そして、愛する人のママに会うために列車に乗る女性。
あの人にあわてていてほしい、私の友達を尋ねてほしいというのは、そう願う気持ちもあるのでしょう。
でも強がってみても、やはり不安な気持ちが残ります。明日の朝、愛する人のママから電話でしかってもらうわ という歌詞から、精一杯強くいたい思いが伝わってきます。
二人の間にどんなことがあったのだろう、と思わせるような曲でもあります。でもきっと仲直りができるような、柔らかい風が吹いている雰囲気が伝わってくる曲と言えるでしょう。
君は薔薇より美しい/布施明

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久しぶりに会った女性が美しく変わった、これに対しての男性の気持ちを歌っています。この曲はカネボウ化粧品のコマーシャルソングとしても、使われているもの。
布施明の代表曲のひとつでもあります。オリコンシングル売り上げ枚数は、31万枚を記録しています。
紅白歌合戦でもこの曲を披露することがありました。元々とても豪華な雰囲気を感じさせる素敵な曲ですよね。
薔薇より美しいと感じる女性に対して、胸の高鳴りを感じます。こんな気持ちになったのは、この男性にとっては初めてなのかもしれません。
でもどこか自分の想いを楽しむようにも伝わってきます。布施明の伸びやかで魅力的な歌声が、この曲にとても合っています。
70年代のラブソングで時には感動してみませんか
70年代のラブソングを聴き、時には心を熱くしてみるのもいいですね。普段の日常の中、ラブソングを大切に聴くような時間を持つと、新しい発見があるかもしれません。
70年代のラブソングには、そう思わせてくれる魅力があるのです。
・かもめが翔んだ日
・時の過ぎゆくままに
・あの日にかえりたい
などについては、こちらの記事をチェックしてみてくださいね!
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