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80年代の切ない曲には男と女のやるせないストーリーがある

80年代の切ない曲には、男と女のストーリーが心に浮かぶものが多いです。だからこそ切なさが更に深くなるのかもしれません。

今回は80年代の切ない曲で、ストーリーが浮かびやすいものをお伝えしていきましょう。

 

70年代のラブソングについては、こちらの記事に書いてあります。
>>>70年代のラブソングは涙する切ない曲が光っていた

 

最愛/柏原芳恵

出典:https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-b0-cf/sphkz639/folder/68099/15/2428015/img_0


柏原芳恵の21枚目のシングルです。作詞作曲を中島みゆきが手掛けていることもあり、心に残る1曲だと思う人も多いかもしれません。

今、主人公の女性はどこにいるのだろうと、最初の歌詞を聴いていて思います。でもきっとひとりで過ごしていることを想像し、寂しさを感じている時に「二人が船に乗っている」という事実が伝わってくるのです。

二番目に好きな人や三番目に好きな人は、確かにその人それぞれの良さがあり愛せるかもしれません。でも一番に好きな人はやはり特別な存在。

愛している相手だからこそ幸せを願う愛情もあると、この曲を聴いていて思います。でも本当は一緒に船に乗っているのは、自分でありたかった…。この思いを感じるととても切なくなる曲です。

 

I Love you, SAYONARA/チェッカーズ

出典:http://maruhi70s80s90s.up.seesaa.net/image/20121207222625173.jpg


チェッカーズの12枚目のシングルです。チェッカーズの曲の中で、この曲を一番好きだと思う人も多いのではないでしょうか。

ひとつの映画を観ているような、ストーリー性を感じる曲です。自分で選んだ道だからいいと、手を差し伸べる女性に対して、今までの日々を思い切なくなる男性の気持ちが伝わります。

「もう俺のために笑うなよ」「嫌いと言うしかなかったよ」の歌詞に、男性の迷いや悩みを感じます。自分のことを忘れて幸せになってほしい思いも、言葉に含まれているのでしょう。

辛いと涙を見せなかった女性の姿が2番の歌詞にあり、愛情があるからこそお互いを思いやる二人の姿が浮かんできます。

別れなければいけない、でもまだ愛情があることが、歌詞のタイトルからも感じますよね。愛し合っているからといってずっと一緒にいられるわけではない…と、この曲を聴いてあらためて思います。

 

悪女/中島みゆき

出典:http://3.bp.blogspot.com/-7JnDNVotKSA/UlwkfK2a2RI/AAAAAAAAAII/DiFLrF6vnzg/s1600/akujo.jpg


中島みゆきの11枚目のシングルです。1970年代の「わかれうた」に続いて1980年代にオリコンチャートで1位を獲得した曲。中島みゆきの代表的な楽曲とも言われています。

曲の中の女性はどのような女性なのかな…と最初にとても興味を持ちます。でもどんどん情景が伝わってきて、今とても辛いのでは…と分かってくるところに、悪女になるなら 月夜はおよしよ 素直になりすぎる という心に深く響く歌詞が流れます。

悪女になるなら…どうしたら悪女になれるんだろう…こう考えている女性の迷いや悩みが伝わってきます。悪女になろうとしているのは、愛する男性を他の女性のもとに早く渡してしまうためでもあるのです。

とても大事な相手だからこそ、嫌われるしかないのはとても切ない気持ちですね。本当の心はどこにあるのだろう…と歌を聴いていて、切なさが溢れてきます。主人公の女性の生き方が強くもあり、女性らしくもある名曲だと思います。

 

悲しみがとまらない/杏里

出典:http://akanemurasaki.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_c84/akanemurasaki/E69D8FE9878C20E682B2E38197E381BFE3818CE381A8E381BEE38289E381AAE3818420198320EFBC88SingleEFBC89.jpg


杏里の14枚目のシングルです。杏里の代表曲としてもとても有名ですよね。大切な恋人に友達を会わせてしまったことにより、友達も恋人も失ってしまう女性の辛さは、想像できないくらいの深い悲しみでしょう…。

あの人と別れてと友達から電話があったことで、全てを知る女性は悲しくてどうしようもない思いになるのです。でも2番の歌詞でいつもとは違うキスを感じる、これは女性だからこそなのかもしれません。

誤解だよと恋人が言っても、キスは嘘がつけない…。悲しみを受け入れられるのは、もう少し先かもしれません。でもこれを今考えられずに悲しみが止まらない女性の心が、本当に切ないです。

恋をすることは、こういう切なさも覚悟をしなければいけないのかな…と初めて聴いた時に思いました。イントロのピアノが綺麗でとてもドラマチックです。杏里の伸びやかな歌声も本当に素晴らしいですね。

これから何かが始まる…そう思わせる曲の始まり方が、とても素敵な曲です。刻まれているリズムとともに、ストーリーが心に伝わってきます。

 

雨音はショパンの調べ/小林麻美

出典:http://gakufu.gakki.me/a_music/data/JTRQ0054-IC.jpg


イタリアの男性歌手ガゼボの歌唱による「I Like Chopin」の日本語カバー曲のタイトルです。日本では小林麻美 with C-POINTのシングルカット版がヒットしました。

小林麻美といえば、アンニュイという言葉を思い出す人も多いですよね。本当にこの人以上にアンニュイな雰囲気の女性は、これから先も現れないのでは…と思うぐらいに魅力的な女性だと思います。

アンニュイな小林麻美に、この曲がとても合っているように感じます。切ない中にも弱いだけではない、女性の強さを感じるような歌詞。

まだ心にある愛する男性との日々を思い返しながら憂う女性に、ショパンの曲が優しくささやきかけてくれるのかもしれません。

女性の悲しみを癒してくれるような、ショパンの曲であればいいのに…と聴いていて思うような曲ですね。

 

ドラマティックレイン/稲垣潤一

出典:http://thumbnail.image.shashinkan.rakuten.co.jp/shashinkan-core/showPhoto/?pkey=85433bd5aad81266e5e5031dae31d90fe92b6daa.50.2.2.2j1.jpg


稲垣潤一の3枚目のシングルです。作詞は秋元康で作曲は筒美京平。高校在学中に放送作家の仕事を始めた秋元康が、23歳の時に作詞家として始動しました。

でもこの後は作詞の仕事がなく、ヒット曲もありませんでした。そして筒美京平の曲が出来上がった後に、レコード会社は秋元康を含めた3人の作詞家にコンペを行わせたのです。結果として秋元康の詞が最も評価が高く、採用されることになりました。

ドラマティックレインのところの、ドラマティーックと伸ばすところを意識したと秋元康が自身の本で語っていました。

雨のある場面は、切ない男女の恋愛にとても合いますね。このまま二人はきっと望む方向に向かうことが出来るように思うのですが、曲調がとても切ないので主人公となる男性の心の高揚のようなものを感じます。

切なすぎても、人は高揚をするのかもしれない…。切ないという感情はとても不思議なものですね。

 

80年代の切ない曲のストーリーを感じてみませんか

何気なく聴いていたかもしれない80年代の切ない曲。でも今聴いてみると、そこにはストーリーが確実にあるので、ストーリーを感じながら切なさを味わうと、また違う聴き方ができるのではないでしょうか。

 

・もしもピアノが弾けたなら/西田敏行
・シャイニンオン君が哀しい/LOOK
・Woman-Wの悲劇より-/薬師丸ひろ子

などについては、こちらの記事を読んでみてくださいね。
>>>80年代のバラードが胸に響くのは、昭和生まれだからでしょうか

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mayu

mayu

ライター歴8年です。
昭和だからこその魅力を少しでもお伝えできればいいなと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

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