70年代アメリカのファッションがブームになる予感!

70年代アメリカファッションといってもピンとこない人は多いかもしれませんが、最近レッドカーペットや音楽の式典などを見るとセレブ達がひそかに70年代アメリカのファッションを取り入れはじめているのです。
頭のてっぺんからつま先まで、あれっ?と思うような素敵な70年代のスタイルは今風にアレンジされて、やっと私たちの元戻ってきたようです。
でも70年代のアメリカのファッションってどんな流行りがあったの?と知らない人もいるでしょう。ファッションの流行りはサイクルがあるといわれていますが、70年代アメリカのファッション、いよいよブームが戻ってくる予感がするため、どのようなものかお伝えしていきますね。
60年代のアメリカファッション(メンズ)については、こちらの記事に書いてあります。
>>>60年代のアメリカファッション!メンズはこんなスタイルが流行ってた!
Contents
大きな花柄プリントが懐かしい!

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花柄は、いつの時代でも女性のファッションでは欠かせないエッセンスになっていますが、70年代はサイケな柄がとても多く70年代アメリカファッションでも花柄はとてもインパクトを与えてくれました。
小花柄ではなくシャツのど真ん中にプリントされた赤い花や花柄のフレアスカートなど。今ブームの予感を感じるのは有名ブランドが発表するデザインに花柄が良く使われ始めているからなのです。
プラダも70年代風として花柄のタイトスカートやシャツ、まるっきりイメージが違うトップスとボトムスを花柄でまとめるなど、これからはいよいよ70年代アメリカのファッションをプラスしたおしゃれが素敵になるかもしれませんね。
ハイウエストのパンツとベルト

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ローライズのジーンズでおへそを出しながら歩くのは最近の若者という感じがしますが、70年代はしっかりお腹まで隠れるハイウエストのパンツが大流行で、さらにアクセントとしてベルトが欠かせないアイテム。
パンツだけでなくスカートもハイウエストでシャツはインすること。ちょっと古いイメージがあるスタイルですが、最近はハイウエストタイプひそかに人気が出てきましたよね。これならお腹が冷えなくて安心、そう感じるお母さんたちは多いのではないでしょうか。
当時はベルトにこだわった人がとても多く、チャンピオンベルトみたに太いタイプ、ゴールド系の派手なもの、ヒョウ柄などのアニマル柄、日本でもバブルの時代にディスコのお立ち台のお姉さんたちは自慢げに太いベルトを披露してくれました。
個性的!ボヘミアンファッションがレトロ

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ボヘミア地方から生まれた民族衣装をベースにしたボヘミアンは70年代アメリカのファッションでは誰もが注目したブームといえるでしょう。この時代はヒッピームーブメントがアメリカの若者の間で沸き起こっていたため、自由放浪なジプシー風でなんとなくヨーロッパ的なおしゃれがあちこちで見られました。
このころのファッションのテーマもまさしく「自由」だったのではないでしょうか。ベトナム戦争を背景にし反対運動もあちこちで起こり、若者たちは平和や愛、自由を掲げてそんな願いをライフスタイルにも反映させていたのでしょう。
ボヘミアンファッションとして当時の代表格になるのがシンガーのジャニス・ジョプリン。個性的でしかも強い意思を感じる素敵な70年代アメリカファッションですね。
スクエアネックのワンピース

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首の周辺はシャツのデザインによって印象ががらりと変わりますが、70年代アメリカのファッションでブームだったのがスクエアネックで、最近のファッションショーでも多くのブランドがスクエアネックのワンピースなどを披露しています。
70年代は裾が広がるボトムスがとても多くワンピースもふんわりシフォンタイプやAラインなど女性らしいデザインが多くみられました。
丸首でなくスクエアネックという点がさらに胸元を適度にアピールして女性っぽく見せるコツだったのかもしれませんね。女優ジャクリーンビセットの古いスナップ写真で見られる素敵なスクエアネックのワンピース、今の時代でも全く違和感なく着れるのではないかと思います。
オフショルダー

出典:circa 1960: Studio portrait of actor and model Brigitte Bardot wearing a light blue off-the-shoulder dress. (Photo by Hulton Archive/Getty Images)
着るのはちょっと勇気がいるかもと思うオフショルダー。当時のアメリカではしっかりと両肩を出すインパクトの強いオフショルダーシャツやワンピースがとてもブームになり、適度な肌の露出度が女性らしさをさらにアップしてくれました。
オフショルダーはいつの時代にもあるデザインですが、最近の洋服を見ると軽くオフショルダーになったトップスがあちこちに増えていますよね。
若い女性だけではなく主婦でもやりすぎ感がなく着られるオフショルダーのシャツは、ネックレスなどのアクセサリーも映えるのでぜひこれからプラスしたいアイテムのひとつにしたいですね。完全にオフショルダーで細い紐のようなストラップが付いシャツなど、エレガントに着こなしてみませんか。
ストライプのスーツ

出典:https://www.fantasy-world.co.uk/wp-content/uploads/2017/05/faa0bg.jpg
太いストライプがブームだった70年代アメリカのファッション。ワンピースやシャツなどあらゆるアイテムではっきりとインパクトが残る太いストライプが活躍していました。
なかでもすごいのはスーツ、ジャケット、パンツともに太いストライプでこんなスーツを着て仕事に行ったらどうなるの?って思うぐらいのインパクトがありますが、なぜか嫌味がなく自然とその場の風景に馴染む魅力があります。
ストライプのパンツはワイドレッグであることがお決まり。今思いだすと私も若いころに確かに太いストライプのパンツを持っていたような?記憶があります。最高にイカしていたおしゃれ、今の時代にもいよいよカムバックしてくるかもしれませんね。
スウェードのスカート

出典http://i1196.photobucket.com/albums/aa419/lefashion/le-fashion/Le-Fashion-Blog-1970s-70s-Street-Style-Vintage-Photos-Suede-Patchwork-Skirt-Platform-Sandals-Via-Tres-Blase.jpg:
日本でもかつてスウェード素材はとてもブレイクした時期がありましたが、70年代アメリカファッションではなんとスカートまでがスウェードでミニ丈の素敵なファッションが人気でした。
もちろんシャツをインして太いベルトがアクセントにはなりますが、夏にスウェードミニスカートなんて意外な着こなしもこれから注目したいところですね。スウェードのジャケット、コート、シャツなどきっとブームのサイクルがまたやってくるでしょう。
70年代のアメリカファッションを今風に着こなしてみよう
レトロなデザインはそのままこのコーディネートでは難しい場合もあるかもしれません。うまく着こなしたりほかのアイテムと合わせたりして、70年代風を今風にリバイバルさせてみませんか。
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