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昭和の代表的ブーム「UFO」/あなたは肯定派?否定派?~NASAの電撃発表から考える~

2月23日の朝、NASAから驚く発表がありました。その内容は、地球からおおよそ40光年離れたところにある「TRAPPIST-1」という星の周りを、地球と大きさが似ている7つの惑星が回っているというものです。しかもその中の3つの惑星には高い確率で水が存在する可能性があるとのこと。

このワクワクドキドキする発表を聞いて、「もしかしたら生命が存在するのかも?」「宇宙人がいたりして!?」などと想像力がどんどん膨らんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。もしかしたら、今まで謎とされていた未確認飛行物体(unidentified flying object、UFO)は本当に存在したのでは?などと期待は留まることなく大きくなっていきます。

そこで、2017年の大きな発見から、約40年前の1975年(昭和50年)ごろから日本でも語られてきたUFOは存在するのか?昭和のUFOブームを振り返りながら考えてみましょう。
70年代のオカルトについてはこちらの記事をご覧ください。

>>>1970年代を脅かした恐怖のオカルト話を斬る ~わたし、キレイ?~ 

【昭和のUFOブーム】

1952年にアメリカ・ニュージャージー州で撮影されたUFOの写真


(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E7%89%A9%E4%BD%93)


<UFOって軍司用語なの!?>

「遠い宇宙のどこかにある惑星からUFOに乗って宇宙人がやってきている」そんな話題でもちきりになった昭和50年代。この時代は、あちらこちらでUFOを見た!という証言やUFOが映り込んだ画像がテレビや雑誌で公開され、多くの人々の興味を引きました。

本来、未確認飛行物体(ユー・エフ・オー)とは航空・軍事用語であり、実際に把握できていない観測気球、航空機、ミサイルなどいろいろなもののことを含めていう言葉なのだそうですが、1950年ごろから宇宙人が乗る飛行物体・飛行船のことをこう呼ぶようになったようです。

このUFO、遺跡から発見された土器、壁画などに宇宙人のような画像が記されていることから、古代・中世のころから目撃されていたのでは?と推測する説もあります。


<UFO目撃事例>

世界各国で目撃されたといわれUFOの事例の一部をご紹介します。

★1942年 アメリカ・ロサンゼルス空襲事件
UFOの存在がささやかれる以前の事件で、太平洋戦争が始まったすぐあとに、ロスに未確認飛行物体が現れ、対空砲がいくつも打たれたといわれています。

★1947年 アメリカ・モーリー島事件
アーノルド事件が起きる3日前に発生したといわれるUFO爆発事件。

★1948年 アメリカ・イースタン航空機事件
ロケット型のUFOとイースタン航空機が衝突寸前の危機に陥った事件。

★1952年 アメリカ・ワシントンD.C.上空をUFOが飛び回った事件
信じられないような速さでレーダー上を乱舞する物体を発見。

★1964年 アメリカ・ソコロ事件
信ぴょう性が高いといわれる事件のひとつ。現職警察官がUFOと宇宙人2名を目撃。

★1967年 アメリカ・ロニー・ヒル事件
UFOから降りてきた宇宙人を14歳の少年が写真撮影。


(出典:http://giga.world.coocan.jp/ufo/history/)

★1973年 アメリカ・フォークビル事件
警察官が匿名の人物から電話で呼び出された際、宇宙人を目撃し写真を撮影。


(出典:http://giga.world.coocan.jp/ufo/history/)

★1978年 オーストラリア・バレンティッチ行方不明事件
パイロット(セスナ飛行)がUFOと遭遇したことを伝え、その後消息不明に。


(出典:http://giga.world.coocan.jp/ufo/history/)

★1981年 中国・中国の螺旋型UFO
らせん状の光が、中国広範囲にわたり100万人もの人に目撃された事件。
しかし、約30年後に、ノルウェーで同じような飛行物体が目撃され、これはロシアの大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験の失敗による現象であることがわかった。

★1989年 ソビエト連邦(現在のロシア)・ヴォロネジ事件
UFOから出てきた宇宙人を子どもが目撃。

★1990年 ベルギー・UFOウェーブ
ベルギー上空で目撃された三角形の形をしたUFOたち。F-16戦闘機で追跡したが見失ったとされる。


(出典:http://giga.world.coocan.jp/ufo/history/)



<日本でのブーム>

日本でUFOがブームとなったのは、1970年代後半。それまでに、世界ではさまざまな目撃情報や画像などが公表されていました。日本でも、北海道、岩手、秋田、新潟、福島、徳島、長野、静岡、滋賀、茨木、栃木、和歌山、山梨、京都、大阪、兵庫、岡山、島根、長崎、熊本、鹿児島、沖縄、東京など各地で目撃されています。日本では、これらの目撃情報をメディアが取りあげることはあまりありませんでしたが、UFO存在説は社会現象にまで発展。まさに昭和を代表するブームとなりました。

ちょうどピンクレディーのUFOが流行ったのもUFOブームまっただ中の1977年。空前の大ヒットとなり、子どもから大人までUFOを踊る人たちの姿が見られました。また、1978年には映画「未知との遭遇」がヒット。「日清焼そばU.F.O.」が発売されたのもこの頃です。私はカップめんのUFOが大好きなんですが、もう発売から40年も経つんですね。

<UFO否定説>
あちらこちらで見かけられたUFO。写真に残っているものも多くありますが、なぜか天文観測を行う専門家たちは、その物体を見たことがありません。その他にも、否定的な意見は多くあります。

たとえば、米国コーネル大学教授のカール・セーガン博士は、1947年~これまでにUFOを目撃したという記録が何十万件もあるにもかかわらず、それが複数の人間により確実に証明できるケースは1件もない、と著書に書いています。本当に存在するのであれば、地球に存在しない物質、小片などが発見されてもおかしくないわけですが、そのような物的証拠がどこにもないというのです。



【NASAの発表】


(出典:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1046253.html)

このように、UFO否定説は多いのですが、宇宙人の存在はどうなのでしょうか?これは、UFOとは別に考える必要があります。この地球があるのと同じように、広い宇宙のどこかには地球と同じような環境の惑星があっても不思議ではなく、条件が同じであれば生命が存在する可能性はあります。

「生命を育むことができる第2の地球が見つかるのは、もはや時間の問題だ」
先日のNASAの記者会見でこのコメントが発表されたとき、「地球外生命体が存在するかもしれない」という夢が、まさに現実に一歩近づいた瞬間でした。

今回発見された3つの惑星には、水があるだけでなく、「ハビタブルゾーン(生物が生きることが可能な領域)がある可能性が高いとのこと。「将来は人類の移住先にもなりうる可能性があるのでは?」という声があちらこちらで聞かれますが、気になるのがその距離。純粋に「行き来できる距離なの?」という疑問が湧きますよね。

40光年先にあるということですから、たどり着くまでに光の速さで40年かかるということ。光はたったの1秒で地球を7周半(約30万km)回ってしまうほど早い速度なのに、40年もかけなければ到達できない。計算すると、37万km(1秒)×60秒×60分×24時間×365日×40年で約378兆kmという距離になります。
(ちなみに地球から火星までは約5,400万km~4億km/火星の軌道の状態による)

では、人類が今、ロケットで行くと仮定するとどのくらいの時間で行けるのでしょうか?現在のロケットが惑星まで向かう最高速度が秒速11.2km(時速40.320km/)なので、1,070,205年かかるという計算になります。

378兆km÷11.2km÷60秒÷60分÷24時間÷365日=約1,070,205年
約107万年ですから、ことわざの中の亀でもムリそうです。

(参考サイト:http://www.kids.isas.jaxa.jp/faq/satellite/sa03/000044.html)



【まとめ:UFOは存在するのか?】

今後、どんなに急激に技術が発展したとしても、今生きている人類が、今回発見された惑星の地を踏む可能性はゼロに等しく、新しい惑星への移住説も遠い未来に期待せざるを得ません。

また、もっと近い位置に生命体が存在する星があったとしても、そこに行くことは同じく困難。なぜなら、太陽系外で地球にもっとも近い星「アルファ星」までの距離ですら4.3光年もあるのです。今回発見された星の約9分の1とはいえ、最速ロケットでも11~12万年かかる計算になります。

また、反対に宇宙人が地球に来ることも、非常に厳しいと言わざるを得ないでしょう。私たちの常識を超える寿命を持った宇宙人が、極めて光に近い速度で移動できる飛行船を発明し、その移動環境に耐えうる力を持っているとすれば話は別ですが…。

とはいえ、地球外生命体が存在する可能性がある惑星が発見されたことは、とてつもなく大きな発見であり、もしかしたら望遠鏡でその生命体の姿を確認できる瞬間がもうすぐ来るかもしれません。また、もっと近い位置に、生命体が生存する惑星が見つかる可能性も期待できます。

科学的には、確かにUFOの存在を科学的に証明することは難しいかもしれません。しかし、神がつくったとされる宇宙には、私たちの常識を超えた未知の世界があり、何らかの力によってUFOが存在する可能性があるのではないか…。このような希望を持ちつつ、昭和時代のロマンを抱き続けたいものです。

 

昭和のオカルトについてはこちらの記事に詳しく書いてありますので、チェックしてみてください。

>>>昭和のオカルトブーム!口裂け女等の都市伝説に子供はビビりまくり!

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kyouka

kyouka

ライター歴15年。
東京オリンピックが開催された昭和39年生まれの女性フリーライターです。
昭和生まれの方々、そしてスマホ時代の若い世代にも”昭和”の魅力を伝えていきたいと思っています。

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