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60年代のジャズといえばジャズ喫茶!

60年代のジャズはレコードをかけながらひとり静かにコーヒーを飲んだり、リラックスする環境に欠かせない音楽。ジャズはマニアが多いので、あまり詳しくない人にとってはちょっと高いハードルになるかもしれませんね。

世界的に有名なマイルス・デイビスやジョン・コルトレーンなど60年代のジャズ界からは20世紀の巨人が大勢活躍していました。

そんな時日本ではどのようにしてジャズを楽しんでいたのかというと、今ではとても懐かしいジャズ喫茶の存在があります。ジャズ喫茶って音楽を聴くところ?と不思議に思う若者が多いでしょうね。60年代ジャズを満喫できる特別な空間、ジャズ喫茶について思い出を振り返ってみましょう。

 

70年代の洋楽バラードについては、こちらの記事に書いてあります。
>>>70年代のヒット曲の中の洋楽バラード特集!一人で聞きたいのはこの曲で決まり!

 

喫茶店それともレコード屋さん?

出典:https://i.ytimg.com/vi/ymii3OnGyrk/hqdefault.jpg

60年代のブーム「ジャズ喫茶」は簡単にいうとお客さんがジャズを静かに鑑賞するための喫茶店。日本でジャズが流行りだしたのが昭和初期なので、意外と音楽の歴史としては古いものですよね。

しかしジャズは戦争により一時消滅する時期があり再び人気がでるのが1950年~1960年代。この間はあちこちにジャズ喫茶がありLPレコードやSPレコードをかけて美味しいコーヒーとともに大好きなジャズを聴くのがおしゃれでした。

 

ジャズ喫茶のはじまりについて

出典:http://www38.tok2.com/home/hmika/photo/Oldeise/band/philipin_band.JPG

1950年代はジャズのレコードは輸入盤がほとんどで値段が高く一般の人には手が出せないものばかり。そこで60年代のジャズ喫茶ではあらゆるジャズが鑑賞できるため、高いお金を出してわざわざジャズのアルバムを買う必要がなかった点が魅力でしょう。

ジャズ喫茶のなかには何万枚ものレコードを所蔵するお店もあり、家にオーディオ機器がなくてもジャズ喫茶にいけば大好きなジャズが堪能できるとなり、60年代はジャズファンのたまり場としてジャズ喫茶が大変人気となります。コーヒーを注文してリクエストもできるので、本場ジャズをお得に聴けるとてもありがたい空間だっといえますね。

ジャズ喫茶には家庭では使うことがない本格的なオーディオシステムを装備していましたので、音質が良かったこともブームに火が付いたポイントのひとつ。またジャズ喫茶によっては「名物おやじ」なる人が存在して、独自のジャズのレビューやジャズ観を売りにしているお店もありました。

 

ジャズ喫茶で鑑賞できる音楽

出典:https://media.timeout.com/images/103542880/image.jpg

60年代のジャズ喫茶ではおもにジャスを鑑賞する場所として人気がありましたが、お店によってはリズム・アンド・ブルースやフュージョン、ボサノヴァなどの違ったジャンルの音楽を流すところもありました。

おもにオーナーの好みでかけるジャズのアルバム、もしくはお客さんが持ち込んだアルバムをかけてくれることも。しかしなかには手を抜いてラジオ番組やジャズ専門チャンネルなどを流すお店もあるようです。

 

60年年代ジャズの名曲

出典:https://media.timeout.com/images/103542880/image.jpg

ではいくつかの60年代ジャズヒット作品をご紹介しましょう。ジャズ喫茶でコーヒーを飲んでいる様子をイメージしながら聴いてみると楽しいかもしれませんね。
1969年 マイルス・デイヴィス 「In A Silent Way」
1962年 ハービー・ハンコック 「Watermelon Man」
1963年 ジョー・ヘンダーソン 「Blue Bossa」
1969年 ジェームス・ブラウン 「Mother Popcorn」
1966年 ジョージ・ベンソン 「Willou weep for me」
1967年 リー・モーガン 「Ceora」

 

ジャズ喫茶からジャズバーへ

出典:http://unisession.com/wp-core/wp-content/uploads/2016/03/nagoya_bluenote_lite.jpg

ジャズ喫茶は喫茶店なのでコーヒーやドリンク、軽食などの一般的な喫茶メニューがメイン。コーヒーが主な看板メニューとなっていましたが、なかにはアルコール類を提供するジャズバーも登場。さらに定期的にジャムセッションを開催するジャズのライブバーなどこだわりを求めた空間も増えてきました。

ジャズ喫茶の客層は男性がとても多いイメージがあり、女性のジャズファンが一人では入りにくいという意見も。さらに客層を広めるため若年層や女性をターゲットにしたレストラン的なジャズ喫茶なども登場しています。

基本的にはジャズ喫茶は飲み物代だけですが、なかにはチャージ料金を設けているお店、時間帯により夜はジャズバーになる形態のお店なども存在します。

 

ジャズ喫茶での禁止事項

出典:http://unisession.com/wp-core/wp-content/uploads/2016/03/nagoya_bluenote_lite.jpg

60年代のジャズ喫茶は学生運動をはじめとするカウンターカルチャーのシンボル的な存在。喫茶店というと明るい店内で待ち合わせやミーティングをするなど、コミュニケーションをとる場として利用しますよね。しかしジャズ喫茶には言わずとも知れたルールがいくつか存在します。

まず店内はジャズ鑑賞するためにしっとりと照明を暗くすることがお決まり。テーブルは食べ物を食べるためでなく、あくまでもコーヒーを飲んでジャズ鑑賞するためなので小さくこじんまりとしている特徴があります。お店によってはコップと単行本、コーヒーカップを置ける程度のスペースである場合も。

ジャズ喫茶は音楽鑑賞するところなので飲食や会話がメインではありません。そのため店内での会話は全面禁止。場所によっては話ができる会話許可席を設けているところもあります。

ジャズを聴いているとついリズムをとりたくなり、テーブルを叩いたりレイ・チャールズのようにつま先で床をトントンとリズムをとることももちろん禁止。口ずさんでしまうなんてジャズ喫茶では絶対に許されないNG行為です。

入店するときに勢いよくドアを開けてしまった時には頑固なオーナーからお叱りを受けることもあるでしょう。

 

今はジャズ喫茶はどこへ?

出典:http://bokucafe.design-nobori.com/wp-content/uploads/2017/02/1.jpg

古めかしいジャズ喫茶のトイレのなかには壁に落書きがたくさんされ、お店のマッチをコレクションするというジャズ喫茶ファンもいます。現在ではバリエーションも多くなったジャズ喫茶。ライブで楽しめるスペースや誰にでも利用がしやすいジャズ喫茶も増えています。

有名ジャズプレーヤーも60年代は朝から晩までコーヒー1杯でジャズ喫茶に入り浸っていたなんて話が残っていますが、喫茶店から天才アーチストが生まれるなんて日本固有の音楽文化かもしれませんね。

 

ジャズ喫茶から漂う香ばしいコーヒーの香りが懐かしい

ジャズ喫茶はジャズファンならきっとすんなり馴染めるでしょう。美味しいコーヒーと大好きな音楽。このふたつのコラボ以上に相性が良いものはありません。

 

DURAN DURAN /HUNGRY LIKE WOLF
A-HA/TAKE ON ME
THE BANGLES/MANIC MONDAY
などについては、こちらの記事を読んでみてくださいね!
>>>楽しくなる懐かしい洋楽ヒット曲!久しぶりに聞くとあの頃が蘇る!

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