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昭和のタバコの喫煙率は8割超え?背景と銘柄を解説!

ご存じでしょうか?日本たばこ産業の調査によると、『全国たばこ喫煙率』のピークは昭和41年で、成人男性の83.7%が喫煙していました。喫煙率が19.3%の今では考えられない驚きの数値です。


昭和の喫煙事情はどんなだったかというと、会社内はもちろん飲食店でも禁煙などしていません。新幹線の車中や病院の待合室には、灰皿が当たり前に設置してありました。このように昭和時代は、20歳を過ぎていればいつでもどこでも喫煙OKの時代。あえて言うならお互いへの気遣いがマナーでした。


タバコは百害あって一利なし。しかも6割が税金といいます。そのようなタバコをなぜ、当時の人や社会は寛容に受け入れていたのでしょうか?人気だったタバコの銘柄をご紹介しながら昭和を振り返ってみようと思います。


 
昭和のCMも色々あって禁煙パイポのCMも流行りましたね。こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

>>>昭和のテレビcm12選!懐かしいフレーズ盛りだくさん!

 

いこい



出典:http://www.lsando.com/oldcigarette/oldcigarette11.htm


1956年(昭和31年)に40円で販売した両切り紙巻きたばこ。日本専売公社になる以前からの銘柄です。茶色いパッケージに、黄色の五線譜と四分休符のデザインが昭和っぽいです。


「今日も元気だ。たばこがうまい!」懐かしいコピーは昭和32年(1957)に作られたポスターです。当時、様々なシーンで働くお父さんが描かれ、数多くのポスターが作られました。


「いこい」は、葉巻にはない安価な価格が大衆に受け、「しんせい」とともに、大ヒット!仕事で明け暮れる一日にほっとする時を与えてくれました。ポスターに書かれている『いこい』は、1974年に廃止となり、現在は売られていません。


ハイライト



出典:http://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-1027.php


1960年に日本専売公社から発売されました。hi-liteと言うのは俗語で、「もっと陽の当たる場所」という意味です。8.0cmのロングサイズでフィルター付き。赤いテープを引いて開けるフィルムパッケージというハイソな新しい仕様。フィルターの無い「しんせい」や「いこい」をおさえ、発売から1970年代まで連続大ヒットとなりました。


時は高度成長期。戦後の日本の復興と、一気に目にする新しい家電の数々。生活を良くしようと頑張るお父さん達に絶大な支持を得たタバコです。


かの元首相・吉田茂氏(1967年没)も晩年には葉巻から軽いハイライトにかえ吸っていたそうです。しかし、現在ではJT製たばこの中でも重い部類に。香料にはラム酒フレーバーを使用しています。現行420円。


ゴールデンバット



出典:http://www.tabako-sakuranbo.co.jp/img/tabakogoods/l-1037.jpg


ゴールデンバットは、明治39年(1906)の発売。今年111年になる日本国内最古のたばこです。愛称は「バット」。中国向けの輸出用に幸運の印であるコウモリをパッケージにしました。デザインは東京高等工塾学校(現・千葉大学)宮下孝雄氏です。


細さが特徴の巻きたばこで、海灰緑色地に金のコウモリを施したデザインがレトロでオシャレ!と、時代を超えて若い人の興味を惹き、新たなファンを獲得している銘柄です。


味にバラつきがあるとの噂ですが、マニアにはそれもたまらない魅力に。ハイライトやマイルドセブンのように大ヒットをした銘柄ではありませんが熱狂的マニアがおり、今もバリバリ現役です。現行260円。


缶入りピース(50本)




出典:http://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/goods-1035.php


1946年(昭和21年)発売の日本を代表する紙巻きタバコ。シンボルマークは「オリーブの葉をくわえた鳩」。愛称は「缶ピー」。しんせい・ゴールデンバットに、フィルターが付くことになったため、2016年(平成28年)6月から、国産で唯一の両切りになりました。


1952年に現在のデザインに変更され、売り上げが飛躍的に伸びたそうです。この大ヒットは、日本における商業デザインに対する認識を大きく変革しました。やはり見せ方は大事なのですね。形状から自動販売機での販売はありません。


缶の良さは気密性と、風味が落ちにくいこと。蓋をとり、密封された缶を、蓋裏に付帯された缶切りで開ける仕様。スィート・アンド・マイルドの味と品ある芳醇な甘い香り。バージニアブレンドでバニラタイプの香料を使用しています。現行1150円


マイルドセブン(現メビウス)



出典:http://cigarette-midori.o.oo7.jp/mildseven.html
:http://www.tabako-sakuranbo.co.jp/goods/group-c01-g08.php

1977年(昭和52年)専売公社より発売。台湾や中国、ロシアなど世界17か国のシェア。JTの国内たばこ販売の3割を占める主力ブランドです。通称「マイセン」。バブル期のタバコとも言われます。ファミリーの中で最も種類が多いのも特徴です。

2011年(平成23年)3月11日 東日本大震災。これを機に、2013年(平成25年)に海外への販売戦略のため「マイルドセブン」から『メビウス』に改称されました。タバコ自体は「マイルドセブン」引き継ぎのため、発売開始は1977年6月でかわりません。


禁煙して、メビウスに改称したことを知らない人もいるのではないでしょうか?二度とタバコは吸わないと決めた人も、一抹のさみしさを覚えるかもしれませんね。現行440円


しんせい・わかば・エコー



出典:http://www.tabako-sakuranbo.co.jp/img/tabakogoods/l-1036.jpg
:http://www.tabako-sakuranbo.co.jp/img/tabakogoods/l-1029.jpg
:http://www.tabako-sakuranbo.co.jp/img/tabakogoods/l-1030.jpg


たばこの値上げに伴い、昭和のレトロなタバコが見直されているようです。試したら普通に美味しいという声がネット上でも書き込みされています。


2016年6月にこれら3つの商品とゴールデンバットがリニューアルされました。味の好みは人それぞれですから一口メモと現行価格をざっくりご紹介します。


■しんせい
一口メモ
ルパン三世の銭型警部のタバコとして有名です。

・フィルター付レギュラーサイズ
・プレーンフィルター
・包装形態 20本入り FRソフトパック
・価格 280円


■わかば
一口メモ
ラムフレーバーの香り。

・フィルター付ロングサイズ
・プレーンフィルター 20本入り FRソフトパック
・価格 290円


■エコー
一口メモ
「しんせい」より少し長い70mmサイズ。甘い匂い

・フィルター付レギュラーサイズ
・プレーンフィルター 20本入り FRソフトパック
・価格 280円


アメリカ映画やドラマのヒーローたちが口にするタバコがかっこよかった。喫煙のキッカケなんて、単純なことだったりします。昭和の女性は暗黙のうちに、男は大人になったらタバコを吸うものと思っていました。世も人も、喫煙に対しておおらかだったのかもしれません。

 

懐かしいクイズ番組についての記事は、こちらで詳しくご紹介しています。

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