1. TOP
  2. テレビ番組
  3. 昭和30年代のヒット TV番組Ⅱ 懐かしすぎっ!

昭和30年代のヒット TV番組Ⅱ 懐かしすぎっ!

ビートルズ来日

【昭和30年代の背景】

このころは「もう戦後ではない」という言葉から始まって、あの安保闘争から所得倍増をスローガンに高度成長時代に続いていきました。一方では冷戦時代でのキューバ危機やあのケネディ大統領の暗殺事件などがあり、世界は不安や激動の真っ最中でもありました。30年代後半には東京オリンピックやビートルズ来日など一億総白痴化ともいわれるくらいテレビを中心としたエンターテインメント時代になっていったのです。


 

【昭和30年代テレビの特長】

とにかくアメリカからの輸入テレビドラマ、欧米からの輸入映画なども隆盛を極めました。またシャボン玉ホリデーなどの音楽番組、鉄腕アトムなどの和製アニメ番組もテレビで始まっていきました。ビートルズもまたアメリカとは違うヨーロッパの音楽を持ち込んできてくれました。一方ゴールデンアワーにはプロ野球中継やプロレス中継もあってお茶の間は大変にぎわっていました。

それでは昭和30年代、主に後半昭和35年以降のヒットTV番組から和製の10番組をご覧ください
※なお記載の年は日本での放映開始年です。

 

昭和30年代のテレビ番組については、こちらの記事にも詳しく書いてあります。

>>>昭和30年代のヒット TV番組 懐かしすぎっ!

 

1)少年探偵団  |  昭和35年(1960年)

放送 フジテレビ系列
出演 富岡浩太郎 清水良太  大平透
監督 平岡鯛二
主題歌 「少年探偵団の歌」
作詞:壇上文雄、作曲:白木 治信 歌:上高田少年合唱団



出典:http://showa-love.jp/wp-content/uploads/2017/02/images-3.jpg


原作は江戸川乱歩の「名探偵明智小五郎文庫」などからリライトされた。日本テレビが「怪人二十面相」が終わって、つづいてこの少年探偵団がフジテレビで放映された。生放送で放映されたため、小薬たちの読み間違いも多く、大変だったそうです。

毎週木曜日の19:30から20:00に放映されて全152話まで続いた。舞台は終戦後からしばらく経った東京、謎の怪人二十面相が博物館から国宝をすべて奪うと予告、これを防ごうとする警察、そして名探偵明智小五郎が率いる少年探偵団と団長小林少年だった。放映の当時子どもたちは小林少年たちが持つ七つ道具をそろえて「ぼ、ぼ、ぼくらは少年探偵団、勇気凛々・・♪」と歌って夕方の日暮れ時には探偵ごっこをして真剣に遊んだものでした。

ちなみに縄ばしご、懐中電灯、万能ナイフ、時計、磁石、小型の手等と鉛筆、おもちゃの小型ピストルなどなどでした。

 

2)七人の刑事  |  昭和36年(1961年)

放送 TBSテレビ
出演 堀雄二 芦田伸介 美川陽一郎 佐藤英夫 城所英夫 菅原謙二 天田俊明 高松英郎
プロデューサー:蟻川茂男
脚本:早坂暁、向田邦子、石堂淑朗など
音楽:山下毅雄
オープニングテーマ:ゼーク・デチネ(ハミング)

出典:https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcSqGOkJL-jYgTwj2sPURke46u3kf_kQy4hNEpsTYptNFOs34yBzAw


七人の刑事なんといってもハードボイルドな最初のテーマ音楽が男の渋いハミングで始まるのがたまらなかったですね。警視庁捜査一課の刑事七人の活躍を描いたドラマです。澤田部長刑事は芦田伸介が演じて、そのよれよれのコートにハンチング姿が人気で、あの有名な刑事平塚八兵衛さんがモデルだったといわれます。ゲストも多彩で沢田研二、真田広之、久米宏が出演していました。このころからビデオ収録が始まりました。

 

3)夢で逢いましょう  |  昭和36年(1961年)

放送 NHK総合テレビ
出演 中嶋弘子 黒柳徹子 谷幹一 渥美清 E・H・エリック 岡田真澄 坂本九 田辺靖雄 梓みちよ 金井克子 九重佑三子 ジャニーズ デューク・エイセス ほか
スタッフ
作・構成:永六輔、大倉徹也
音楽:中村八大、八城一夫

出典:http://blog-imgs-92.fc2.com/2/3/0/230531/imagesCBKFMREO1.jpg


NHKのバラエティ番組、当時中村八大、永六輔、坂本九のトリオが活躍した番組で1966年まで放送されました。毎月1回は「今月の歌」ということで、なんと坂本九の「上を向いて歩こう」、ジェリー藤尾の「遠くへ行きたい」、デューク・エイセスの「おさななじみ」、梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」などの大ヒット曲を世界にも広めました。毎週土曜日の夜10時頃からの放映で、少し大人の雰囲気がありました。毎回のテーマがあって、これに対してのショートコントにつづき、ダンスや演奏また歌唱がバラエティとして放映されました。

 

4)シャボン玉ホリデー  |  昭和36年(1961年)

放送 日本テレビ
プロデューサー 秋元近史
作・構成 青島幸男、前田武彦、津瀬宏、塚田茂 など
音楽 宮川泰、東海林修
演奏 宮間利之とニューハード
テーマソング 「夢であいましょう」 作詞:前田武彦 歌:ザ・ピーナッツ

出典:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/02/ff57fbdbe4fa86fbd8198f37b47f0b25.jpg


テレビの音楽番組の草分け的番組で1977年まで続きました。当時売り出し中のザ・ピーナッツやクレージーキャッツ、坂本九などを擁する渡辺プロダクションと日本テレビが制作した音楽バラエティーショーです。視聴率も高く、スポンサーが牛乳石鹸1社でタイトルにもシャボンがついたようです。このころからカラー放映が始まって、前編カラーVTRで制作されました。

ザ・ピーナッツがシャボン玉が飛び舞う中で歌い、ハナ肇とクレージーキャッツがコントに仕上げていきました。最後は当時人気があった「全日本プロレス中継」に入れ替わっていきました。

 

5)てなもんや三度笠  |  昭和37年(1962年)

放送 TBS系列
脚本 香川登志緒
演出 澤田隆治
出演 藤田まこと 白木みのる
主題歌 『てなもんや三度笠』 作詞:香川登志緒 作曲:林伊佐緒 歌:藤田まこと

出典:http://peanuts2.sakura.ne.jp/omotya/jpeg7/TENAMON13.jpg


1962年から1968年まで朝日放送(ABC)制作で、TBS系列からの大阪版コメディー番組でした。関西では最高の視聴率64.8%、関東でも40%台を記録しています。主人公はあんかけの時次郎(藤田まこと)で沓掛の時次郎の名前をパチッたのでしょうか。相棒が小柄の白木みのるが演じて、その掛け合いが絶妙でした。有名なコマーシャル「あたりまえだのクラッカー~!」、「非ッ常にキビシ〜ッ!!」、「許して…チョーダイ!!」 は流行語になりました。この澤田・香川コンビは「スチャラカ社員」と共に大人気でしたが、二人は路線の対立で分かれることになったのです。そのほかのゲストには高田浩吉、鶴田浩二、村田英雄、島倉千代子、茶川一郎、平参平、芦屋雁之助・小雁、富士純子、堺俊二などすでに故人の方も含めて大物俳優人でした。

 

6)三匹の侍  |  昭和38年(1963年)

放送 フジテレビ系列
出演 丹波哲郎 平幹二郎 長門勇 加藤剛
殺陣 湯浅謙太郎、湯浅剣睦会
原作・演出・プロデュース 五社英雄など



三匹の侍

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/71bYnHmnVuL._SL1134_.jpg


当時、新鮮なテレビ時代劇でした。効果音では人を斬る効果音に実際に肉を斬っての集録音が使われたりしました。舞台は文政年間、流浪の浪人三人が、庶民の味方となって権力者と戦う時代劇でした。映画監督になる前の五社英雄の出世作となりました。リーダー格は丹波哲郎が芝左近、やがて平幹二郎が桔梗鋭之介役でこれに代わり、加藤剛が橘一之進役で抜擢されました。浅草のコメディアンだった長門勇も桜京十郎役で抜擢されて参加、その岡山弁の「おえりゃあせんのう」で人気俳優になりました。

ドラマは1969年の第6シリーズまで人気があり、その後劇場版映画なども作られました。ゲストには芦田伸介、八千草薫など当時の有名どころや小坂一也や加賀まりこなどが新人ゲストとして出演しました。

 

7)鉄腕アトム  |  昭和38年(1963年)

放送 フジテレビ系列
吹き替え 清水マリ 水垣洋子 勝田久
制作 虫プロダクション
音楽 高井達雄
原画 スタジオ・ゼロ演出部:石ノ森章太郎 藤子不二雄、つのだじろう 他
主題歌「鉄腕アトム」 作詞:谷川俊太郎 作曲:高井達雄 歌:上高田少年合唱団



出典:http://blog-imgs-83.fc2.com/n/a/2/na2ka4/tetsuwan-atom.jpg


日本初のアニメキャラクターが産まれたのが「鉄腕アトム」だった。海賊版が当たり前だった当時にディズニーと同じような著作権収入が赤字体質の手塚治虫の虫プロダクションを救ったそうです。話しは2003年に天馬博士は交通事故で死んだ一人息子の代わりになるロボットアトムを作ります。しかし大きくならないアトムに腹を立てサーカスに売り飛ばされます。やがてアトムはその後御茶ノ水博士に育てられてロボットにも人権が与えられて自由のみとなったのです。100万馬力で空をとべるアトムは悪に立ち向かう大活躍をしたのです。妹がウランちゃんでヒゲオヤジやタマオも出ていました。

 

8)鉄人28号  |  昭和38年(1963年)

放送 フジテレビ 放送回数は6417回
原作 横山光輝
声の出演 高橋和枝 矢田稔
テーマ曲 「鉄人28号」 作詞・作曲:三木鶏郎 歌:デューク・エイセス



出典:https://pbs.twimg.com/media/C8ynPBUV0AAL7fz.jpg


アニメは横山光輝の漫画「鉄人28号」をテレビアニメ化したもので、1963年~1966年第84話までつづきました。巨大ロボット鉄人28号を操作する金田正太郎少年が主人公で、悪者や犯罪組織またスパイ団が邪魔をしてくる中でやっと鉄人を手に入れて、悪人や怪ロボットを倒して言ったのです。その後のロボットもの、「マジンガーZ」などにも影響を与えた。もともとは漫画「鉄人28号」が月刊誌「少年」で連載され、その後ニッポン放送でラジオ放送され、次に日本テレビ系列から実写テレビドラマ「鉄人28号」が放映された後、フジテレビがテレビアニメとして、スポンサーがグリコグループで評判を得た。

 

9)ひょっこりひょうたん島  |  昭和39年(1964年)

放送 NHK総合テレビ 1263回放映
原作 井上ひさし、山元護久
アニメーション 久里洋二
人形劇 ひとみ座
人形デザイン 片岡昌
音楽 宇野誠
主題歌 「ひょっこりひょうたん島

出典:http://www.sonymusic.co.jp/adm_image/common/artist_image/900000/900001/jacket_image/79770__440_440_0.jpg


NHK総合テレビで昭和39年から昭和44年まで続いた。原作は小説家・劇作家・放送作家である井上ひさし氏、NHK人形ドラマの最高作品で、バラエティ豊かなキャラクターが登場してミュージカルで仲間たちの冒険の物語が進む。学校帰りの子どもたちにも大人気となった。子どもたちとサンデー先生が出かけたひょうたん島が、なんと火山活動で沖合いの海原に押し出されてしまったんです。ここで暮らすことになった仲間たちの島へおかしな客がやって来たり、また海で漂流してたどり着いてきたことからふしぎな事件が起こるんです。主な出演は大統領になるドン・ガバチョを藤村有弘さんが、子どもたちの美人教師サンデー先生を楠トシエさんが、また流れ着いた片目の海賊トラヒゲを熊倉一雄さん、さらにライオン王国の元大蔵様ライオンを滝口順平さんが活躍していました。その他子どもでは中山千夏たちが声優で出演していました。

 

10)題名のない音楽会  |  昭和39年(1964年)

放送 東京12チャンネル、テレビ東京、
司会 黛敏郎  渡辺晋
テーマ曲 作曲・編曲:羽田健太郎
指揮 久石譲



出典:http://showa-love.jp/wp-content/uploads/2017/02/hqdefault-2-1.jpg


当時、クラシック音楽など伝統的な音楽をオーケストラを使って見せる番組は皆無でした。

そんななかで黛敏郎さんが司会と進行をするこの「題名のない音楽界」は音楽ファンには待望したものでした。

昭和39年の司会が黛敏郎さんで始まり、永六輔、武田鉄矢、羽田健太郎から現在の佐渡裕(さど・ゆたか)まで連綿と続いている長寿番組となりました。

当初の東京12チャンネルが経営難になって番組の身売りになったとき、スポンサーの出光興産が「会社がつぶれるまで提供をつづける」(wikipedia)との方針で、最終的にNET(現テレビ朝日)に決まったそうです。

黛敏郎時代は放送されなかったテーマで、「憲法はなぜ改正されなければならないか」「教育勅語のすすめ」などもありました。

 

まとめ

昭和30年代後半はすぐカラーテレビが普及し始めました。それにつれt本格的なカラーのアニメーション音楽番組なども始まって、茶の間には明るくパーッと話題の花が咲きました。またあのビートルズがイギリスからやってきたのも昭和30年代の終わりでしたね。

 

昭和の懐かしいクイズ・ゲーム番組といえば?こちらの記事詳しく載っています!

>>>懐かしいクイズ・ゲーム番組!昭和世代が興奮した視聴者参加型人気テレビまとめ

\ SNSでシェアしよう! /

showa-loveの注目記事を受け取ろう

ビートルズ来日

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

showa-loveの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

tsuzuki

この人が書いた記事  記事一覧

  • 昭和のアメリカ西部劇映画 ヒット10

  • 昭和の名作邦画Ⅱ 1960年代懐かしすぎっ!

  • 昭和の名作邦画 1950年代懐かしすぎっ!

  • 昭和30年代のヒット TV番組Ⅱ 懐かしすぎっ!