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昭和のテレビ西部劇 あのガンマンが懐かしい!

 【1960年代の背景】

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1960年代は、戦後のベビーブーマーが中学生から高校生にあたる年代です。戦争が終わり生活も一段落しそうでやっと軍国時代から、自由と民主主義時代に激変し、この本質がなにかが判りかけてきた年代が1960年代です。

欧米から文学・音楽・宗教・政治・衣食住やライフスタイルなどが流入してきました。若者は敏感にそれを受け止めて、自分たちの青春に色濃く反映していました。特にラジオからテレビ番組が始まったのが象徴的で、西欧の映画は当時の映画館で上映されて人気を博しました。

一方お茶の間のテレビでは特にアメリカのテレビ番組が日本のテレビ局でも吹き替えで放映されて大人気となりました。ことにテレビドラマの西部劇では一匹狼のガンマンや家族や仲間を守るリーダーなどが、日本古来の武士道にも通じたのかそのテーマ音楽とともに大ヒットしたのです。

あのローハイドなどが一番人気だったのです。主役はやはり射撃の名手のニヒルな二枚目で「ガンマン」と呼ばれたヒーローでした。

 

【テレビ西部劇の特長は】

テレビ西部劇は毎週1回のゴールデンタイムにテレビ放映されました。したがって映画のように1本2時間から3時間もかかるのとは違い毎回のエピソードはその回1時間程度で完結する形でした。

現代のブルーレイのようなTV接続型の録画装置もなく、もしその週に見れなければその話題を学校で話す仲間にも入れないありさまでした。このためにわざわざ茶の間の前に陣取るという若者文化も創られたものです。また合間に流されるコマーシャルも話題になりましたし、サントリーのトリスwhiskyなどCM効果もありました。

 

1970年代に流行ったテレビドラマについては、こちらで詳しくご紹介していますので、チェックしてみてください。

>>>1970年代の昭和を熱くしたテレビドラマたち!「Gメン75!」「われら青春!」「白い巨塔」etc

 

 1960年代のヒット西部劇ベスト8

1)拳銃無宿 米1958~1961

出典:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51lcH0jTs8L.jpg

短髪で颯爽と登場してきた若き日の大スタースティーブ・マックイーンでした。放映後あっというまに銀幕の大スターとなって「大脱走」や「荒野の七人」に主役で出演しました。

当時は1870年代、西部には流れ者でお尋ね者がたくさんいました。かれはこれらのお尋ね者を探し出して手柄にする一匹狼の賞金稼ぎ「ジョッシュ・ランダル」でした。

無口で正義感が強く、お尋ね者はなるべく生け捕りにする。右太ももにぶらさげたランダル銃の早撃ちは見事な身のこなしでした。ウインチェスター銃の銃身を半分くらい切断した拳銃より長くライフル銃より短く、速射性と殺傷性能にすぐれたカスタムメイドのものでした。格好良かったです。

毎回呼ばれるゲストスターには若手当時のジェームズ・コバーンなどがいました。また宮部昭夫さんが無口でクールな吹き替えの語り口も見事でした。全94話でした。

 

2)ローハイド 米1959~1965

ローハイド

出典:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/012/334/26/N000/000/008/127764395196816112622_RetroRawhide.jpg

一番のヒット曲となった、あのフランキー・レインが歌った「♪Rollin’ Rollin’ Rollin’」(進め!の意)を子どもたちには「ローレン、ローレン、ローレン」と聞こえました。

今や大スターから大監督となったクリント・イーストウッドが若手から大抜擢されて好演し有名になりました。吹き替えはイーストウッド演じるキャトル・ドライブ隊の副隊長ロディー・イェーツを山田康雄さん、また隊長ギル・フェイバー(エリック・フレミング)を永井一郎さんがやられました。

南北戦争直後の1870年代、テキサスから遠く離れたミズーリまで3000頭の牛を運ぶカウボーイたち、途中牛泥棒やインディアンの襲撃などに遭遇しながらもチームワークよろしく守り通していったのでした。

西部の男集団がワイルドでその野営シーンなどで見られる、老コックのウィーシュボーンが作る豆やベーコンまた煮出しつくしたコーヒーなども新鮮でした。

イーストウッドはこの後セルジオ・レオーネ監督に呼ばれてあのマカロニウェスタン「夕陽のガンマン」から「ダーティハリー」にも出演し監督までやっていることはご存知のとおりです。

役柄は写真の左からフェイバー隊長、ロディー・イェーツ、ウィッシュボーン、ピートでした。

 

 

3)ララミー牧場 米1959~1963

出典:https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/geoonline1/cabinet/1700/1441700-01.jpg

ララミー牧場は日本でも大ヒットし、視聴率は40%にも達し、男性だけでなく女性ファンも多かったようです。

1860年代のワイオミング州ララミーが舞台でした。牧場を兄弟で守りながら駅馬車の中継地を営むスリム(ジョン・スミス)とアンディ(ロバート・クロフォード・ジュニア)の兄弟でした。これに流れ着いた凄腕ガンマンのジェス(ロバート・フラー)が仲間になって大活躍します。まじめなスリムと不良っぽい言動のジェスの関係が好対照でした。

兄弟との交流を通して、徐々に心を開いていくジェスは日本でも人気沸騰し、来日時には、当時の池田隼人ファミリーも面会するほどでした。

また画期的だったのは、あの映画評論家「淀川長治」が開設コーナーで西部こぼれ話をするコーナーがあったのです。

コマーシャルはニッカウヰスキーで、主題歌「ララミー牧場」はデューク・エイセスが歌い、大ヒットしました。

 

4)ローン・レンジャー 米1949~1957

ローン・レンジャー

出典:http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/936/18/N000/000/008/137550741332413121321_loneranger-p1.jpg

テレビ西部劇でも子ども向けのものも大人気でした。まるで同時期に放映された和製スクーターに乗った「月光仮面」とも重なります。

白ハットに黒マスクをし、「ハイヨー、シルバー!」のかけ声で白馬のシルバーにまたがって、二丁拳銃を腰に下げ悪党たちを懲らしめるのがローン・レンジャー(ロジャー・ムーア)でした。相棒のインディアン「トント」(ジョニー・ディップが演じたときもある)が信頼できるやつの意味で使われた「キモサベ」も日本で流行しました。

毎回始まるのがロッシーニの勇ましい「ウイリアム・テル序曲」が神出鬼没のローン・レンジャーの活躍が子どもたちに大拍手で迎えられました。

このころからおもちゃの拳銃ごっこが剣劇ごっことともに昭和30年代の子どもたちが道具を手作りをして遊ぶ光景が眼に浮かびます。

 

5)ガンスモーク 米1955~1975

ガンスモーク

出典http://imgc.allpostersimages.com/images/P-473-488-90/61/6127/OGPF100Z/posters/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%82%AF.jpg

舞台はカンザス州のダッジシティ、法と町の秩序を守る保安官のマット・ディロン(ジェームズ・アーネス)が主役で、これに酒場の女主人キティ(アマンダ・ブレイク)や医者のドク(ミルバーン・ストーン)が加わって無法者たちと戦った。

米国では史上最長の20年間にわたって放映された大人の国民的西部劇だったのでした。

日本語吹き替えは外国人タレントのロイ・ジェームスでしたね。懐かしい!

 

6)ボナンザ 米1959~1973

ボナンザ

出典:http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/k-1ba/cabinet/meisaku/eizo_oto_tomo/img57892120.jpg?_ex=300×300&s=2&r=1

ボナンザとは繁栄や大当たりの意味で、米国西部のゴールドラッシュ時代の言葉です。あの「ガンスモーク」と並んで米国では長寿番組となっていました。

舞台はゴールドラッシュでわくネバダ州バージニア・シティ近くの大牧場です。ここの牧場経営をするのが主人公であるカートライト家の当主ベン(ローン・グリーン)と3人の息子たち、長男アダム(パーネル・ロバーツ)、次男ホス(ダン・ブロッカー)、三男ジョー(マイケル・ランドン)でした。

毎回山師や無法者たちから牧場や森をまもりぬく波乱に満ちたファミリー・ドラマでした。

主演のローン・グリーンは劇場映画「大地震」でも活躍、マイケル・ランドンは「大草原の小さな家」を製作兼主演しています。

 

7)ライフルマン 米1958~1963

ライフルマン

出典:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/1d/7d7a24b233698caddf38983d59ec304a.jpg

 

とにかく格好良かったのがチャックコナーズ扮する主人公ルーカス・マッケイン(吹き替えは中谷一郎さん)があの長いライフル銃をくるくると拳銃のように回してから連続射撃の腕前でした。

舞台はニューメキシコ州ノースフォーク、妻を亡くし一人息子マーク(ジョニー・クロフォード)を育てながら小さな牧場を無法者たちの手から守り抜く姿が描かれています。

チャック・コナーズは元大リーガー、その後「大いなる西部」などにも出演しています。

 

8)シャイアン 米1966~1962

シャイアン

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「シャイアン」は主人公シャイアン・ボディーの名前で、副保安官という身分を持ちながら、西部の町を渡り歩き悪を懲らしめます。

主人公に扮するクリント・ウォーカーは「死の砦」「イエロー・ストーン砦」でもおなじみで、プロレスはアメフト選手のような屈強で丈もあり、2メートル近い巨漢でした。憂いをふくんだ甘いマスクは女性にも人気がありました。

前述しました「ボナンザ」は兄弟シリーズのようで、シャイアンは兄貴分でしたが、ボナンザには負けていたようです。

シャイアンはインディアンとの混血で、縛り首にされた育ての親の復讐も心に抱きながら、悪党たちを退治していきました。

ドラマにはあのカスター将軍が全滅する現場にもいたりしています。またフォスターの名曲「夢見る人」をドラマ内で披露したこともありました。

 

まとめ

今回は大人向けの西部劇の名作といわれたものをピックアップしてみました。まだまだ名作とよばれた子ども向けのものもありました。

  • アニーよ銃をとれ
  • 大草原の小さな家
  • 名犬リンチンチン

などもありました。

1960年代に茶の間を賑わした昭和の懐かしいテレビ西部劇でした。

 

1960年代に流行ったテレビドラマについては、こちらで詳しくご紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

>>>1960年代に好きだったテレビドラマは?お色気?それともアクション?

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